手元供養に関する記事

いっそ思い切って自宅納骨を

いっそ思い切って自宅納骨を

以前、納骨についてこんなお悩みをいただきました。

亡くされたご主人のお骨をきちんと納骨できず、何年も自宅に置いたままにしているというものです。
たびたび話題にしていることですが、いま、生活スタイルや環境の変化から、お墓を持たない、お墓に入らないという方々が増えています。
そこには故人のご遺志や見送った方のお考えなど様々な事情があります。
ところが、この方の場合は、できるならお墓を立てたいけれども経済的に厳しいために断念されたという経緯があります。
また、たとえそれが叶ったとしても、ご自身もご高齢の身であることから維持できないということも分かっておられます。 建立しても放置してしまうようであれば、それこそご主人に申し訳ないと。

とはいえ納骨堂など、いわば公共の施設のようなところにお納めするのも、ご主人を見捨てるような気がしてならないということです。
そんなこんなで踏ん切りがつかず、気持ちが固まらないうちに何年も経ってしまったわけです。まったく無理からぬことで、ご本人の心中は察するに余りあると思います。

自宅納骨のご提案

そこで、私どもからは思い切って自宅納骨をなさったらいかがでしょうかとご提案をさせていただきました。これであれば、いわば家の中にお墓を立てるようなもので、ひととおりのご要望は見せるのではないでしょうか。
(実際のところ、ご本人のお骨に対する姿勢から、それ以外に選択肢はないということでもありました。)

自宅納骨など最初から念頭になかったということでしたが、世間的にも普及していることをお知らせすると大変驚いていらっしゃいました。
私どもが常日頃申しあげている「個人を供養するのにこうでなければならないという決まりなどない」という考えとともに、ミニ仏壇やミニ骨壷をご紹介さしあげていったところ、だんだんと固定観念も取り払われたようで、「こんなのもあるんですね」といろいろとご検討を進められるうちに、見る見るご本人の顔も明るくなってくるのが分かりました。
結果的に大変満足していただきましたが、なによりもお骨に対してきっちりと「けじめ」をつけられたことが一番の安心だったのだと思います。

思いを反映するためのお仏壇と骨壷

さて、当社が手がけるミニ骨壷やミニ仏壇をご覧いただくと、素材、デザイン、カラーともにバリエーションに富んでいることがお分かりいただけると思います。
この方の場合も最初はそうでしたが、とてもカラフルな骨壷を見て人によっては「こんなに派手でいいの」という印象をもたれるようです。

しかし考えてみますと、なぜ地味にしなくてはならないのでしょうか。 お仏壇も骨壷も、どれも見送った方々のためにあるもの。
ただの「モノ」を収納するのとちがって、その人その人の強い思いを反映するものだからこそ、選択肢も豊富でなくてはならない。 私たちはそう考えています。

未来創想のミニ骨壷を選ぶ

どんなことでもお気軽にお電話ください。フリーダイヤル0120-77-3794(受付時間10:00〜17:00 土日祝除く)

手元供養に関する情報をもっと知る
× CTAのバナー CTAのバナー