仏壇に関する記事

仏壇がなくても欲しい!亡き人との架け橋”おりん”

仏壇がなくても欲しい!亡き人との架け橋”おりん”

仏壇にある仏具というと、多くの人がおりんを思い出すようです。基本三具足より多くの人に親しまれている”鈴(りん)”の、新しい形をご紹介しましょう。

亡き人と共有できるおりんの音色

亡くなった人の食べものが”お香(お線香)”といわれるのをご存じでしょうか。実は、香りと音というのは「老若男女、貴賤を問わず、その場にいる人々があまねく感じる」ため、「もれなく万物を救う」という宗教の場でよく使用されます。

おりんの音は空気中に広がり、この世にあるものだけでなく、あの世のものとも共有できると考えられているのでしょう。響きわたる美しい音色は、極楽浄土まで届くといわれています。

僧侶が使うおりんは、読経の開始の合図などの役割もありますが、仏壇のおりんは亡き人との架け橋と考えてよいのではないでしょうか。空気中に広がる美しい音を、愛する人もきっと聴いていると思うだけで少し心が慰められるかもしれません。

心を静めるように鳴らしたいおりん5選

仏壇だけでなく、生活シーンのどこに置いても違和感のないおりんです。

まんまるなミニおりん「たまゆらりん」

たまゆらりん

”たまゆら”を漢字で書くと”玉響”。この字にふさわしく、5cmほどの丸いおりんをりん棒で優しく叩くと、空気に溶け込むような音色が響きわたります。

しかし、”たまゆらりん”とひらがなの名を持つのには、もう一つ理由が。おりんを叩くと、丸い上部がゆらゆらと揺れるのです。ゆらゆら揺れながら美しい音色を響かせるさまは、目を楽しませ、心を少し落ち着かせてくれるでしょう。

りん棒はオブジェのように独立して立つので、置く場所を選びません。シックなイメージの黒っぽい黒檀と、明るい茶色が優しげな花梨の2種類があり、イメージに合う方を選んでいただけます。こぶりながら、従来のお仏壇に置いても遜色のない美しいおりんです。

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サクランボのようなミニおりん「cherin」(チェリン)

仏具・おりん チェリン

ミニおりん「cherin」(チェリン)を仏壇の中に置いていても、おりんだと分かる人は少ないかもしれません。それほどかわらしい、オブジェタイプのおりんです。

枝がひょこっと出たサクランボのようなフォルムは、見た目のよさだけでなく、りん棒をりん本体の中に収納できるという実用性を兼ね備えています。

さらに上下で違った音色が出せるのが、チェリンの特徴。気持ちによって、違う音色で語りかけることができます。全体がメタリックなおりんの中で、おりんを叩く部分だけがナチュラルな木。しかもその木は”桜”と、チェリー(さくらんぼ)にこだわったおりんです。

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愛らしいぞうの形をしたおりん「ぞうりん」

ぞうりん

幼くして逝った命、お腹の中で途絶えてしまった命……。慈しむ子供がいなくなってしまう悲しみは、語り尽くせるものではありません。

従来の仏壇仏具は厳かで、なじみがないと少しよそよそしく、いなくなった我が子がとても遠くに感じられるという方も多くいらっしゃるようです。まだまだ小さな命を亡くした方々の深い悲しみが、少しでも癒えるようにと作られたのが、ベビートイのような”ぞうりん”。

手に持って遊ぶ赤ちゃん用のおもちゃをイメージし、子供たちに人気のゾウをモチーフに、見るだけで心が和む愛らしいおりんに仕上げました。赤ちゃんをあやすように手に持って鳴らしても、ちいさなりん棒で優しく鳴らしても、澄んだ音色が優しく響きわたります。

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ふっくら小さいベル型おりん 「てのりん」

ミニ仏壇のおりんてのりん

小さな祈りのスペースやミニ仏壇に置いても邪魔にならない、かわいいサイズのおりんです。りん棒をなくしてベル型にし、おりんを置くスペースがぐっと小さくなるようにしました。

小さな壷のようにも、ふわっとしたスカートをはいた人形のようにも見えるフォルム。シルバー、またはブラックの本体に、手持ち部分の金色がアクセントになった上品な色。小さいながらも存在感のあるおりんです。

シルバーとブラックは色の違いだけでなく、音の違いもある”てのりん”。シルバーは高く澄んだ音色を、ブラックは少し低音で伸びやかな音をそれぞれ響かせてくれます。故人のイメージにあった音色を響かせて、会話を楽しんでください。

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お香とハーモニーを奏でるおりん 「リンセンスRINCENSE」

虹シリーズ・リンセンス

最後に一つ変わったおりんをご紹介しましょう。香りと音は似ていると最初に書きましたが、その2つを一つにした線香立て付きのおりん「リンセンス」です。

”リンセンス”の名のとおり、りん本体に線香(インセンス)を立てられるようになっており、香りをくゆらせながら音を響かせられるおりん。

りん棒はりんを叩く部分にケヤキを使い、その部分を少し大きくしてあるので独立して立ちます。お線香立てとおりんが一体化していて、りん棒も立つのでスペースをとりません。

小さな仏壇にも置くことができ、色も無地のシルバーと柄入りのブラックでしっくりとなじみやすくなっています。亡き人との架け橋になる香りと音を同じ場所から広げられる、おしゃれな仏具です。

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心を落ち着けるおりんをミニ仏壇に

目に見えずとも感じられる音と香り。古来から人々は、その中に不思議を見ていたのかもしれません。特に神社にお参りするときに鈴を鳴らすように、仏壇にお参りするときにりんを鳴らすのは、亡き人への呼びかけでもあるのでしょう。

最愛の人を亡くした心の乱れは、なかなか落ち着かないもの。そんなとき、おりんの優しい音色が心を少しでも落ち着かせてくれることを願ってやみません。

未来創想のおりんは、美しい音色を出す伝統的な技にこだわって作られています。身近で供養しながら心を癒す手元供養に、おりんをぜひご活用ください。

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