当社がご提案する手元供養は多岐にわたりますが、中でも日本で最初に手がけた遺骨ペンダントは分骨の納め先としても多くの客様からご好評をいただいています。今回は分骨においての遺骨ペンダントの意味について考えてみたいと思います。
究極の手元供養
分骨については、これまでもたびたび取り上げてまいりました。火葬場でご遺体とお別れする時点で分骨を決めている場合や、すでにお墓に納められたものを取り出して分骨するという場合など、その状況に応じた手続きが必要だということでした。
取り分けたお骨の納め先はどこかというと、近い場所のお墓であったり、あるいは宗派の本山であったりするのがこれまでの一般的なところでした。最近では、ライフスタイルの多様化に伴い、もっとパーソナルなものとして手元供養のアイテムも普及し出しています。
その中でも遺骨ペンダントは、ミニ骨壷やミニ仏壇のようにご自宅内に置いておくものとは違って、いつも肌身離さず身につけていることから、ある種究極の手元供養と言えるのではないでしょうか。
ペンダントという形の理由
遺骨ペンダントは、亡くなった人をいつも身近に感じていたいという思いに応えて出てきたものです。ではなぜペンダントという形になるのでしょうか。そこにはいくつかの必然があります。
紛失を防止するため
つねに身につけているということは、実はいつでも紛失する可能性があるということです。そういった事態を防ぐためには、首から下げるという方法が一番確実でしょう。
バッグやポケットに忍ばせておくと、ほかに紛れてどこかに行ってしまうということにもなりかねません。お納めしているものが掛け替えのないものだからこそ、これは避けたいものです。
日常使いにも溶け込む、美しいデザイン性
常に身につけているということは、不特定多数の人の目に触れるということでもあります。そうすると、一見してそれと分らないデザインの方が望ましいわけですね。
あくまでも、表向きはペンダントという装飾品として身につけているわけですから、お骨を守るという役割を満たした上でのデザインが求められます。また、首から下げるものなので、適度な重さにとどめておくことも重要です。
長くお使いいただける遺骨ペンダントを
「故人の存在をずっと身近に感じていたい。」そんな思いに寄り添う未来創想の遺骨ペンダントは、長くお使いいただくことを考慮して、アフターケアも万全です。ペンダントが黒ずんでしまったり、チェーンやネジの部分に不具合が発生した場合でも、当店と提携している工房の貴金属専門家が1つ1つを丁寧にケアいたします。
大切な人の体の一部をお納めして、丈夫で、なおかつ飽きがこない美しいデザインでありたい。それでこそ、分骨を望まれるご遺族のご希望にこたえることができるのです。当社の遺骨ペンダントのひとつひとつに、私どもの想いが込められています。