手元供養の中でも防水タイプの遺骨ペンダントをお選びになる方々の思いは様々でしょうが、私どもにお寄せいただくご相談の中でもいちばん多いのは「大切な人の想い出をつねに身に付けておきたい」ということになろうかと思います。
この「いつでも身に付けていられる」というためには、遺骨ペンダントが防水仕様となっていることがとても大切になります。
汗、よごれに強い
ペンダントとして身につける以上は、どうしてもお肌に直接触れることになります。必然的に汗や油脂がついてしまいます。
また、夏場のように汗を流すことがなくとも、つねに外気にさらされて様々な汚れが付着します。この点でも防水仕様となっていることで、しっかりと汚れを拭き取ることができるわけです。(水洗いはおすすめできません)
急な雨でも安心
外出先で、急な雨に見舞われることもあろうかと思います。それで全身びしょ濡れになるようなことはないでしょうが、軒下に駆け込む際に、遺骨ペンダントが防水でなかったとしたら、やはりそれだけ気を取られることになってしまいます。
海へも川へも
当社の遺骨ペンダントのほとんどは生活防水タイプとなっています。日常の水ぬれ(手洗いの際に水がかかった、小雨にぬれた等)程度のことなら問題ありません。海辺や川岸などの散歩程度でしたら気にせずに行けます。
(ただし、遺骨ペンダントを身につけたままでのプールや入浴などはお控えください)
防水のしくみ
遺骨ペンダントにお骨を納めて封印するフタにはきちんとネジが掘られています。確かな品質管理のものと作られていますので、当然といえば当然のことなのですが、ネジの溝は狂いもなくピッタリと本体にはまり込みます。さらに、遺骨ペンダントには専用の接着剤が付属しています。ネジ締めの際にこの接着剤を併用することで、一段と防水性が高まるというわけです。
アズールなら完全防水
さらなる防水性をお求めの場合は「アズール・ペンダント」をおすすめします。
こちらは遺骨の収納方法自体が異なっています。
多くの遺骨ペンダントは遺骨を納めてから封印するのですが、アズールの場合は、樹脂(エナメル)でお骨そのものを固めてしまうものです。最初からフタというものがありません。お骨は水滴のみならず湿気からも守られる完全防水となります。なお、樹脂加工は手工程で行われますので、完成品のカラーは何ともいえない色合いのグラデーションを見せてくれます。
アズールはお客様ご自身の手で完成させることはできず、当社でお骨をお預かりしてご指定のカラーで作成するセミオーダー品です。
防水であることによる自由
このように、防水仕様であることで遺骨ペンダントを気軽に身に付けていられるということがお分かりいただけたかと思います。
そして故人に想いをはせるということでは、実はもっと大きな意味を持ちます。それは「体一つでどこへでも行ける」ということです。 ふと訪れた場所で、もう少し足をのばせば故人が生前お気に入りだった公園がある、あるいは生前ふたりでよく訪れた、隠れた名所がある・・・。
こんな時、思い立ってそこへ行けば、そこにはいつもあの人もいっしょに連れて行っているということにもなるのです。ミニ骨壷などにはない、遺骨ペンダントならではの魅力がここにあります。