仲の良い姉妹がショールームに来られました。
4年前にセミオーダーでお作りするAZULシリーズのペンダントをご注文いただきました。
それ以来、毎年のようにお会いしています。
というのも、ペンダントと一緒にカロート念珠をお求めいただいたのですが、「ゴムが伸びたわ」『ゴムが切れました』と年に1回くらい修理のために持ってきてくださいます。
今回も「去年も夏だったかしら・・1年に一回のお付き合いですね」とお姉さんとご一緒に来られました。
お二人はとても仲がよく、よく笑います。端で見ていても羨ましいです。ご主人様を亡くされた妹さんは明るい感じの方で、当時もどちらかと言えばあっけらかんと「スクエア」ペンダントを、グリーンが好きだからと色はグリーンでご注文いただきました。
来られるときはいつもペンダントを身につけてきてくださいます。
グリーンのペンダントに洋服を合わせておられていつもおしゃれです。
今回はペンダントのくすみが気になったので、磨きながら世間話をしたり、姉妹のお話を聞かせていただいたり、いつもながら心和む時間を過ごさせていただきました。
お帰りになる時に『5回目のお盆になります』とおっしゃったのが心に響きました。
ご主人様のいない淋しい日々を黙々と重ねていらっしゃるんだなあと。
カロート念珠の修理のためにお越しいただくのは心苦しいのですが、お会いできることは嬉しくもあります。
「また、お会いしましょうね」とお別れしました。
修理品は後日お送りいたしました。
セミオーダーでおつくりするアズールシリーズのペンダントは、お好きな色合いで大切な方のお骨を樹脂で固めて作る、メモリアル度の高いペンダントです。防水性が高いので湿気につよく、大切な方への思いを形に出来る手元供養の一つの形として、好評をいただいております。