流産や死産でお別れした赤ちゃんへ。心を癒す「水子供養」の形と過ごし方
大切なお子さまを突然失った悲しみは、言葉では言い表せないほど深いものです。「何かしてあげたかった」「あの子のために何ができるだろう」……。そんな風に自分を責めたり、やり場のない想いを抱えたりしていませんか。
今回は、流産や中絶、死産などで、お外の世界に出る前にお別れすることになった赤ちゃんの供養「水子供養(みずこくよう)」についてお話しします。
無理に何かを始める必要はありません。あなたの心が少しだけ前を向けるようになったとき、この記事がひとつの道しるべになれば幸いです。
水子供養とは?赤ちゃんへの「想い」を形にする時間
水子供養とは、お母さんのお腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんや、生まれて間もなく亡くなった赤ちゃんを弔うためのものです。
「流産だったから、お葬式もあげられなかった……」と気にされる方もいらっしゃいますが、水子供養に「こうしなければならない」という厳格な区別はありません。
●流産や中絶の場合: お腹の中にいた赤ちゃん(胎児)の供養
●死産の場合: 産声をあげる前にお別れした赤ちゃんの供養
●生後間もない場合: 一般的には「嬰児(えいじ)供養」と呼びますが、水子供養として温かく送り出すことも一般的です。
どんな形であれ、「あなたを忘れないよ」という親御さんの気持ちを届けることが一番の目的です。
どうして水子供養をするの?
水子供養は、亡くなった赤ちゃんのためだけにあるのではありません。実は、残されたお父さん・お母さんの心を癒す「グリーフケア(悲しみのケア)」として、とても大切な役割を持っています。
供養という形をとることで、溢れる涙ややり場のない感情にひとつの区切りをつけ、少しずつ現実を受け入れていく。そんな「心の整理の時間」でもあるのです。
「いつするの?」「いつまでにすればいいの?」決まりはありません
一般的な法要とは違い、水子供養に「いつまでにやらなきゃ」という期限はありません。 四十九日や月命日といった目安はありますが、何より大切なのは「供養してあげたい」と思えるまで、心にゆとりが持てるようになることです。
供養を続ける期間の目安
●「弔い上げ」とされる33回忌まで
●赤ちゃんが成人を迎えるはずだった20年後まで
●自分が生きている間、ずっと
このように人それぞれです。毎日手を合わせてもいいですし、お盆やお彼岸など、ふと思い出した時に行うだけでも十分です。あなたのペースで大丈夫ですよ。
赤ちゃんを送り出す、2つの供養の方法
流産した赤ちゃんの供養には、大きく分けて「お寺にお願いする方法」と「自宅で自分たちで行う方法」があります。
1. お寺で供養する(手厚く送り出したい方へ)
お寺に相談して、読経などをしてもらう方法です。菩提寺(お付き合いのあるお寺)がなくても、水子供養を受け付けているお寺はたくさんあります。
●個別法要・合同法要: お坊さんにお経をあげてもらいます。費用は数千円〜3万円ほどが目安です。
●塔婆(とうば)を立てる: 赤ちゃんへのお手紙のような木の板を立てます(約2千円〜)。
●お地蔵さまの奉納: 子供を守る神様であるお地蔵さまに赤ちゃんを託します。
●絵馬や写経: 文字や絵で、直接赤ちゃんへのメッセージを伝えます。
2. 自宅で「手元供養」をする(ずっと側にいたい方へ)
近年、多くの方が選ばれているのが、ご自宅で自由に行う「手元供養」です。「お寺に行くのはまだ辛い」「いつも側にいてあげたい」という方に適しています。
●ミニ仏壇: リビングに置ける小さなスペース。
●ミニ骨壷: 火葬をした場合、その小さなお骨を大切に守ります。
●遺骨ペンダント: 遺骨の一部を納めて、どこへ行くのも一緒にお出かけできます。
心を癒す、赤ちゃんのための手元供養アイテム
「あの子のために何かしてあげたいけれど、何から揃えればいいのか分からない……」 そんな戸惑いの中にいる方も多いはず。ここでは、お部屋の雰囲気を壊さず、日常の中で自然に赤ちゃんを感じられるような、優しく温かなデザインのアイテムを厳選してご紹介します。
【ミニ仏壇・ステージ】
いかにも「お仏壇」という重苦しいものではなく、赤ちゃんが寂しくないような、明るく開放的なデザインが選ばれています。
赤ちゃん専用の小さな居場所「祈りのステージ」
「あの子に特別な場所を作ってあげたい」という願いを形にしたセットです。飾り台に、手のひらサイズの骨壷とおりんを組み合わせました。 仰々しすぎないので、リビングの棚やサイドテーブルなど、いつも家族が集まる場所にそっと置いてあげられます。お骨や形見を大切に守りながら、可愛らしい供養の空間が出来上がります。
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木のぬくもりに包まれる「祈りの手箱」
箱を開けると、そこが赤ちゃんのための特別な場所になります。木の温もりが感じられるシンプルなデザインは、どんなインテリアにも馴染み、置く場所を選びません。 写真立てや花立て、お線香などが一式セットになっているので、届いたその日から「おはよう」と声をかける場所が作れます。初めて供養をされる方にも安心してお選びいただけます。
ミニ仏壇セット|やさしい時間・祈りの手箱(チェリンセット)の詳細はこちら
火を使わずに寄り添える「ホワイトブーケセット」
最近では、小さなお子様やペットがいるご家庭、あるいはマンションの事情などで火を使うのが心配という方も増えています。 こちらは、お花の香りで供養するラタンブーケがセットになった、現代の暮らしにぴったりのステージです。普段は火を使わず安全に、特別な日には付属の火立てでお線香をあげる、といった自由な使い方ができるのが魅力です。
ミニ仏壇セット|火を使わないお仏壇(ラタンブーケセット)の詳細はこちら
【ミニ骨壷】
お骨を全て、あるいはお寺に納骨した後の「分骨」として、お手元に置いておくための小さな骨壷です。
パステル: 優しい色合いと、丸みのある形が特徴。ネジ式の蓋で大切なお骨を湿気から守ります。
こちらの商品は、優しいパステルカラーと丸みのある形が特徴的なミニ骨壺です。可愛らしいデザインですが、本体は真鍮製で安定感があり耐久性にも優れているので、旅行や法事にも安心して持ち運べるでしょう。
ネジタイプの蓋はしっかりと閉められる仕様になっているので、遺骨を湿気から守れるのも嬉しいポイントです。
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たまごころ・カメオベージュ:生命の象徴である「たまご」の形。両手で包み込みたくなる愛らしさです。
ミニ骨壺「たまごころTAMAGOCORO」は、見ているだけで心が癒されるたまご型のミニ骨壷です。両手でぎゅっと包み込むような愛らしいフォルムは、大切な遺骨を優しく包み込みます。
淡く優しいカメオベージュの色味が、金属製なのに冷たさを感じさせません。金色の図柄は、空から降り注ぐ光のキラメキを金のドットで表現し、光の当たる角度によって様々な表情を見せてくれるでしょう。
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ミニ骨壷|ホスタHosta|ピンクゴールド(真鍮製・スワロフスキー)(日本製)

ミニ骨壺「ホスタHosta」は、ユリ科の花「擬宝珠(ギボウシ)」をイメージしています。花言葉は「変わらない思い。」であり、大切な人との絆をいつまでも繋ぎます。
持ち運びに便利なサイズなので、ポケットやカバンに入れていつでもどこでも大切な人と一緒に過ごせます。手に持った時に滑りにくいホーニング加工(梨地仕上げ)を施しています。金属製ですが、艶のある光沢が優しく温かみを感じられるでしょう。
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【遺骨ペンダント】
「いつも側にいて、一緒に景色を見せてあげたい」。そんな願いを叶えるアクセサリーです。
月シリーズ: 夜空から赤ちゃんが見守ってくれているようなデザイン。
遺骨ペンダント「月シリーズ・月2(誕生石)」は、夜空に輝く「お月様とお星さま」をイメージしており、一粒の誕生石が美しく輝きます。
こちらの商品は、ロジウムメッキ加工をせず無垢のシルバーにこだわっているので、経年変化による独特の風合いを楽しめるでしょう。シルバーに加え、ゴールド・ホワイトゴールドも選べます。
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スウィングティア: 悲しみの涙を、美しい輝きに変えてくれるしずく型。刻印も可能です。
遺骨ペンダント「スウィングティア・シルバー925」は、涙のしずくをイメージしたペンダントです。小ぶりで上品なデザインなので、日常生活ではもちろんのこと、特別な日でも身に着けられるでしょう。
ペンダントトップにはシルバーを無垢のまま使用しているので、お手入れすることで長く使えます。ペンダントの底には20文字程度の刻印ができるので、お子さまの名前や誕生日などを刻印するのもおすすめです。
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遺骨ペンダント |AZULアズール・ハート|シルバー925(完全防水・樹脂UVレジン)(日本製)
遺骨ペンダント 「AZULアズール・ハート」は、大切な人との離れがたい想いを形にできるセミオーダーの商品です。
遺骨を樹脂(UVレジン)で固めて、ハート型のシルバー枠に封じ込めます。遺骨を樹脂でコーティングするので完全防水であり、湿気による劣化を防ぐことができます。樹脂の色を5色から選べるので、我が子のイメージに合う色を選ぶといいでしょう。
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【おりん】
「チーン」という澄んだ音色は、仏様への合図であり、私たちの心を落ち着かせてくれる響きでもあります。
ぞうりん: 可愛いゾウさんの形をしたおりん。赤ちゃんが喜んでくれそうな、愛らしいデザインです。
おりん「ぞうりん」は、象の形をしたおりんで、天国にいる赤ちゃんも喜んでくれそうな可愛らしいデザインとなっています。
さくらんぼ型のバチで叩くだけでなく、本体を持って振っても音が鳴ります。ミニ仏壇に、優しさと愛らしさを感じられる「ぞうりん」を置くことで、手元供養する度にホッと心が安らぐでしょう。
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よくある疑問にお答えします。
Q. 供養しないと、赤ちゃんは成仏できませんか? そんなことはありません。供養しなかったからといって、赤ちゃんが祟ったり、不幸になったりすることは絶対にありません。供養はあくまで「親御さんの心が救われるため」のものです。
Q. 赤ちゃんに名前をつけてもいい? ぜひ、つけてあげてください。「○○ちゃん」と名前を呼んであげることで、赤ちゃんは確かな家族の一員として、皆さんの心の中で生き続けます。
Q. 当日の服装や持ち物は?(お寺に行く場合) 喪服である必要はありません。派手すぎない平服で大丈夫です。数珠やエコー写真、お供えしたいお菓子などを持っていくと良いでしょう。
最後に
流産や死産は、決してあなたのせいではありません。 今はまだ、前を向くのが難しいかもしれません。でも、いつか少しだけ心が落ち着いたら、「生まれてきてくれてありがとう」という想いを形にしてみませんか。
どのような供養の形を選んでも、あなたの愛は必ず赤ちゃんに届いています。
私たちにできることがあれば、お教えください。 例えば、「自宅でのお祀りの仕方を詳しく知りたい」など、気になることがあれば何でも聞いてくださいね。








