赤ちゃんを亡くした天使ママ・天使パパは、深い悲しみの中、多くの心配事に対処しなければならず大変な時かと思います。
本記事では、天使ママ・天使パパに必要なものや赤ちゃんを供養する際に適した手元供養について詳しく紹介します。
天使ママ・天使パパとは
流産や死産、または新生児死など、赤ちゃんを亡くされたお父さま・お母さまのことを指します。
流産は、すべての妊娠の約10~15%を占めるとされていて、決してまれなことではありません。自分のお腹に命が宿り、ママとして少しずつ成長する赤ちゃんを感じながら、会える日を楽しみに過ごす日々はかけがえのない幸せです。
しかし、突然その大切な赤ちゃんを失ってしまった悲しみとショックは、とても大きくなかなか癒えることがない心の傷となるでしょう。
天使ママ・天使パパと呼ぶことで、生まれてくる赤ちゃんのママ・パパになれなかった方の心の傷や苦しみを少しでも軽くしようという思いやりが感じられる言葉といえるでしょう。
赤ちゃんを亡くした天使ママ・天使パパの辛さ
赤ちゃんを亡くした天使ママ・天使パパは、大きなショックを受けながらもやらなければいけないことがたくさんあり、身体も心も休まる時がありません。
すぐに葬儀や手続きが必要
妊娠12週以降に亡くなった赤ちゃんは、出産しなくても墓地、埋葬等に関する法律に基づいて火葬をしなければいけません。さらに、妊娠24週以降の死産では、24時間安置してから火葬となります。
自宅で赤ちゃんを安置する場合は、遺体を保冷するドライアイスを用意します。このように、流産するとすぐに赤ちゃんの葬儀や亡くなった届出など、事務的な処理を行わなければいけません。
赤ちゃんの顔や体に触れて寄り添う時間もあまりない上に、赤ちゃんが亡くなった後にやるべきことを進めていかなければいけないのです。
職場や周囲の環境が辛くなることも
近年は、妊娠・出産をしても仕事を続ける女性が少なくありません。赤ちゃんを授かったことを職場に伝えて産休を取る準備をしているときに赤ちゃんを亡くしてしまった場合、職場へ流産の報告をしたり仕事復帰をするのが辛いと感じる方も多いでしょう。
また、妊娠を知っている方から「予定日はいつ?」「出産の準備はどう?」などと声をかけられて、赤ちゃんを失った悲しみがさらに増してしまう人もいるかもしれません。
自分の気持ちに蓋をして周囲との関係性を続けなければいけないため、赤ちゃんを失った悲しみ以外の人間関係の辛さも一緒に抱えることになります。
ゆっくり赤ちゃんを供養する時間が取れない
仕事をしている方や既にお子さんがいる方は、赤ちゃんが亡くなってもゆっくり供養する時間が取れないまま、今までの日常を過ごさなければいけない場合もあります。
産休に入っていない段階で流産してしまうと、そのまま仕事を続けることになるため、心身の負担を抱えながら忙しい日々を送らなければいけません。また、第二子や第三子を亡くした場合は、上の子供の世話や家事を継続しなければならず、亡くなった赤ちゃんに思いを馳せることもままならない方もいるでしょう。
悲しみや後悔などの気持ちを抱えて、赤ちゃんを供養してあげたいと思いながらもなかなか向き合うことができずに時間が過ぎてしまいます。
天使ママ・天使パパに必要なこと
悲しみが癒える間もなく、忙しい時間を送る天使ママ・天使パパも多いですが、なるべく意識して時間を取って自分自身の心身を休めることと、赤ちゃんを供養する機会を作りましょう。
ゆっくり体を休める
まずはゆっくり体を休める時間を確保しましょう。流産は天使ママの身体にとっても大きな負担がかかります。さらに、赤ちゃんを亡くした悲しみに打ちひしがれているため、自分の体のことまでなかなか気が回らない方も少なくありません。
天使パパも同じく、天使ママを支えながらも赤ちゃんを亡くした悲しみを消化しなければいけないため、心の負担が大きいでしょう。パパもママも十分な睡眠を取るよう心がけ、食欲がなくても栄養バランスを考えて少しでも食事を摂るようにしてください。
悲しみにじっくり浸る
大事に育ててきた小さな家族を亡くした悲しみは、簡単には癒えません。日々の雑事に追われていてもふとしたときに、赤ちゃんのことを思い出し心が傷むこともあるでしょう。無理に忘れる必要はないので、悲しみにじっくり浸る時間を持ちましょう。
可能であれば仕事や家のことは少しお休みして、赤ちゃんのことを思い出してあげてください。遺骨やエコー写真など、赤ちゃんに関係あるものを身近に置いておくのもよいでしょう。
無理に忘れようとしたり他のことで忙しくしたりせず、自然に前を向けるようになるまで赤ちゃんと共に過ごしてください。
手元供養でいつも赤ちゃんのことを思う
手元供養で赤ちゃんをいつもそばに感じながら供養するのもおすすめです。手元供養とは、自宅や身近な場所に赤ちゃんの遺骨の全部または一部を保管する供養法です。火葬した後の遺骨は、必ずお墓に入れなければいけないわけではありません。
遺骨を手元に置いて供養することは問題ないので、ミニ仏壇やミニ骨壷などに赤ちゃんの遺骨や遺灰を入れて供養するとよいでしょう。手元供養すれば、赤ちゃんといつも一緒にいられるだけではなく、天使ママも赤ちゃんを身近に感じて心が安らぎます。
また、家に赤ちゃんの遺骨があることで、家族が常に一つでいられることも実感できるでしょう。
天使ママ・天使パパにおすすめの手元供養品「ミニ仏壇」
天使ママ・天使パパにおすすめの手元供養品「ミニ仏壇」を紹介します。ミニ仏壇は名前の通り、コンパクトサイズの仏壇なので、部屋の一部や寝室などの小スペースでも設置できます。
おしゃれなデザインやお家のスタイルにも合わせやすい商品も多いため、赤ちゃんのイメージに合わせた供養スペースを実現できます。ぜひお花や写真などを添えて毎日供養してあげましょう。
ミニ仏壇セット|小さな祈りのステージ(飾り台ナチュラルセット)お名前刻印サービス付き(日本製)
赤ちゃんの手元供養に最適なセットです。ミニ骨壷、ぞうの形をしたおりんと供養台があるので、部屋に赤ちゃんのための特別な祈りの空間を作れます。
手のひらにすっぽり収まるミニ骨壷には、ご遺骨が約50cc入ります。また、供養台には刻印が入れられるので、赤ちゃんの名前や日付、メッセージなどを残せます。
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ミニ仏壇セット|火を使わない小さな祈りのステージ・セット8|(名入れ)アクリルフォトスタンドセット
この「火を使わない小さな祈りのステージ」は、アクリルフォトスタンドとクリスタルの一輪挿、アーティフィシャルフラワー、ベルおりんがセットになっています。
お手入れ不要のアーティフィシャルフラワーは、長い時間が経ってもミニ仏壇を華やかに演出してくれます。エコー写真や赤ちゃんとの思い出の品などを飾って供養しましょう。
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ミニ仏壇セット|やさしい時間・祈りの手箱|ナチュラル (チェリンセット)・ブーケ付(日本製)
写真立て、花立て、ローソク、火立て、お線香、香炉、香炉灰と手元供養に必要なものがすべて揃ったミニ仏壇セットは、初めて仏壇を持つという方にもおすすめです。
優しく自然な印象のナチュラルな木製の仏壇なので、どんなインテリアにも馴染みます。 合わせる骨壷やおりんの色によって印象を変えられます。
>ミニ仏壇セット|やさしい時間・祈りの手箱|ナチュラル (チェリンセット)・ブーケ付(日本製)の詳細はこちら
ミニ仏壇セット|小さな祈りのステージ(セット3)お名前刻印サービス付き
このミニ仏壇は、アーティフィシャルフラワー、クリスタルフラワーベース、ミニ骨壷、いおり、ぞうおりんがセットになっています。
ナチュラルなカラーの供養台に乗せるだけで、赤ちゃんのための小さな祈りのスペースが完成します。アーティフィシャルフラワーは、ホワイトローズとプランツとユーカリの2種類です。季節やインテリアに合わせて使えます。
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ミニ仏壇|お偲び揃えステージタイプ(仏具セット)
このミニ仏壇は、花びん、ろうそく立て、線香立て、お線香、ローソク、フォトスタンドがセットになっています。また、仏具・線香・ローソクも付いているので、部屋の一角で赤ちゃんを供養できます。
赤ちゃんを思い、好みのお花や彩りの美しいミニ骨壷などを設置して、祈りを捧げましょう。洗練されたおしゃれな印象の仏具です。
>ミニ仏壇|お偲び揃えステージタイプ(仏具セット)の詳細はこちら
ミニ骨壷や遺骨ペンダントもおすすめ
ミニ仏壇だけではなく、ミニ骨壷や遺骨ペンダントという手元供養グッズもおすすめです。
ミニ骨壷は、赤ちゃんの遺骨の一部や遺灰を入れて身近に置いておけます。また、遺骨ペンダントなら常に身につけていられるため、赤ちゃんと一緒に過ごす感覚を味わえるでしょう。
一見遺骨が入っているとは思わないデザイン性にこだわった商品も多くあります。いろんな商品の中でも人気の商品を厳選して紹介します。
遺骨ペンダント|涙のしずく・シルバー925(日本製)
涙のしずくをシルバーで表現した遺骨ペンダントです。ぷっくりとしたデザインが上品でシンプル、シルバーの優しい輝きがティアドロップの形をひき立ててくれます。
生活防水に対応していて、毎日丁寧に磨いくことで輝きを保ち長く使えます。オプションで刻印も可能です。
>遺骨ペンダント|涙のしずく・シルバー925(日本製)の詳細はこちら
遺骨ペンダント|選べる誕生石(日本製)
夜空に輝くお月様とお星さまをイメージした遺骨ペンダントは、一粒の誕生石が輝く遺骨ペンダントです。1月〜12月までの誕生石が埋め込まれており、それぞれの誕生石に意味が込められています。
赤ちゃんが生まれる予定だった月の誕生石に込められた意味を大切に、常に身につけてあげてください。
>遺骨ペンダント|月シリーズ・月2(ジルコニア)(日本製)の詳細はこちら
遺骨ペンダント|ハート シルバー925(日本製)
女性に人気の永遠の愛、大切な赤ちゃんを想う気持ちを表したハート型の遺骨ペンダントです。ペンダントの表や裏に赤ちゃんの名前を刻印できます。
純度の高いシルバー925を無垢のまま使いました。毎日お手入れをすることで、長期間輝きを保ちながらお使いいただけます。
>遺骨ペンダント|ハート シルバー925(日本製)の詳細はこちら
ミニ骨壷|パステル|ホワイト(真鍮製)(日本製)
かわいいころんとした形と優しい色合いが柔らかくて小さい赤ちゃんをイメージさせるミニ骨壷です。
スマートフォンよりも小さく、クレジットカードと同じくらいの大きさで手のひらサイズです。真鍮製なので割れませんし、ずっしりと重く安定感があります。持ち運びにも便利な大きさなので、赤ちゃんと常に一緒にいられます。
>ミニ骨壷|パステル|ホワイト(真鍮製)(日本製)の詳細はこちら
ミニ骨壷|たまごころTAMAGOCORO|カメオベージュ(真鍮製)(日本製)
見ているだけで癒されるようなかわいいたまご型をした骨壷です。金属製なのに冷たさを感じない、カメオベージュが温かみを演出してくれます。
ネジタイプのフタで二重構造なので、気密性が高くご遺骨を湿気から守ります。金色の図柄で、空から降り注ぐ光のキラメキを金のドットで表現しており、光の当たる角度によってさまざまな表情を見せてくれます。
>ミニ骨壷|たまごころTAMAGOCORO|カメオベージュ(真鍮製)(日本製)の詳細はこちら
ミニ骨壷|グランブルー|シャインフラワー(真鍮製)
かわいい形ですが、落ち着いた色合いでどんなインテリアにも馴染みます。片手に乗る大きさなので、置き場所を選びません。
骨壷を飾れるステージも別売りであります。ステージには刻印を入れられるので、赤ちゃんに付けるはずだった名前を刻むことも可能です。
>ミニ骨壷|グランブルー|シャインフラワー(真鍮製)の詳細はこちら
天使ママ・天使パパにぴったりの手元供養で焦らずゆっくり供養を
赤ちゃんを亡くした天使ママ・天使パパは、やることが多くなかなかゆっくりと赤ちゃんを思い出して悲しみにひたる余裕がありません。
手元供養なら、身近に赤ちゃんの遺骨を置いておけるので毎日赤ちゃんに語りかけて祈りを捧げられるでしょう。
コンパクトで置く場所を選ばないミニ仏壇や遺骨ペンダントなどで、赤ちゃんを想うひとときを大切にしてください。