手元供養としておなじみの遺骨ペンダントですが、いわゆるアクセサリーとしての形であることから、ご利用になる方や状況にも限りがあるのも事実です。私どもではそのような方へはミニ骨壷(コアボトル)をおすすめしています。コアボトルは「手元供養をしたいがペンダントは無理」という方に、それに代わる選択肢としてご好評いただいています。
幅広いデザイン
これまで何度か遺骨ペンダントのデザインについて述べてきました。お骨を納めるということとアクセサリーとしての兼ね合いが重要だということでした。中でも一番の課題は、ペンダントとして身につけることからくる大きさやデザインの制限です。 一方、ミニ骨壷(コアボトル)の場合は、基本的に自宅等に据え置くものなので、デザインの幅もずっと広がります。
商品のリストをご覧いただければお分かりのとおり、色も形も様々です。
もちろん、もっとも大切なお骨を納めるということの意味は忘れていません。
自宅に据え置くからといって何かの拍子に倒れることもあろうかと思います。
ゴム製の中蓋を備えたものや、蓋自体がネジ状になっていて骨壷本体にしっかりと閉まるものもあります。
(余談ですが「身も蓋もない」という言葉にありますように、蓋に対して容器本体の方は「身」と言うんですね)
見るからに「壷然」としたもの、目を引く色使いのもの、存在を主張しない控え目なデザインなものもあります。金属製のものは手に持っていただくとズッシリと重みを感じていただけます。
ご自分にあったデザインで
お選びいただく際も、ややもすれば骨壷だということを忘れてしまいかねません。まるでお部屋に合う小物入れを選ぶような感じとでも申しましょうか。見る人によってはもしかしたら「不謹慎な」と感じられるかもしれません。
でも私たちはそれでいいと思っています。
これも繰り返しお伝えしてきたことですが、故人を供養するのに決まった方法はない、ということです。手元供養という、きわめてパーソナルな供養をお選びになったということは、供養の品にもご本人の想いが反映されてしかるべきです。
自分にふさわしい形の供養はどういったものだろうか?
ご本人がその答えをお探しの際に、ひとつでも多くの選択肢をご用意することが私たちの務めだと考えています。
その表れが、ミニ骨壷(コアボトル)の色であり、形であり、素材であります。
あくまでも個人に対する尊厳の念は失わず、デザインは多種多様に。
遺骨ペンダントと同様に、ミニ骨壷(コアボトル)への私どもの強い想いが込められています。