納骨後、不要になった骨箱の処分方法にお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、骨箱の正しい処分の仕方に加え、遺骨の入れ替えや墓じまいなどで不要となった、骨壷の処分方法についてもご紹介します。
そもそも骨箱とは?
骨箱は、骨壷を保管するための箱で、お骨箱・骨壷入れと呼ばれることもあります。
材質は桐箱が一般的で、布張りを施したものも人気です。
費用は、材質やデザイン・サイズなどにより少し幅があり、2000円前後から3万5000円前後が相場。
いずれにせよ高額なものはそう多くないので、人それぞれにお好みの骨箱が選ばれているようです。
骨箱は骨壷を保管するための箱ですので、納骨後はもちろん不要になります。ここからは、その処分方法についてご紹介します。
納骨後の骨箱の正しい処分方法とは?
納骨後、木製の骨箱は、一般の可燃ごみとして処分してもまったく問題はありません。
しかし骨箱だと分かる外装であれば、中に遺骨が入った骨壷が入っていないかと、回収業者が困惑してしまう恐れもあります。
そういったことに配慮して、骨箱を可燃ごみとして出す場合は、ハンマー等で解体するか、回収業者に直接手渡しをして、中に何も入っていない旨を伝えるか、どちらかの方法を取るとよいでしょう。
骨箱を自分で処分できない場合
骨箱を自分で処分するのが難しい場合は、専門業者に依頼するのも一つの方法。
専門業者を選ぶ際は、市区町村指定の廃棄物収集業者と提携している専門業者に依頼すれば、解体後にきちんと廃棄物処理場へと運んでもらえるので安心です。
骨箱は、中に何も入っていなければただの入れ物にすぎないのですが、なかには処分を心苦しく思う方もいらっしゃるかもしれません。
どうしても気になる場合は「お焚き上げ」という方法もあります。
寺院などで年に数回行っていますので、確認してみるとよいでしょう。
骨箱と一緒に骨壷も処分したい場合は?
骨箱の処分と聞くと、骨壷の処分についても気になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
墓じまいをする際や、納骨前後に遺骨を分骨して小さな骨壷に入れ替える際には、もともと使用していた骨壷が不要になることもあります。
遺骨が入っていないことを前提として、実は骨壷も一般ごみとして処分することが可能です。
例えば陶器の骨壷であれば、一般の不燃ごみ(陶器ごみ)として出します。
その際は、骨箱と同じく砕いて出す配慮が必要です。
名前が書かれている骨壷であれば、名前を消すか、分からなくなるよう細かく砕きましょう。
ただし、大理石など石製の骨壷は砕石扱いとなり一般ごみでは出せませんので、石材店などで引き取り業者の問い合わせが必要です。
また、骨壷の処分も骨箱と同様に、専門業者にお願いしてもよいでしょう。
骨壷を処分する際に、分骨した遺骨を手元供養するケースも
墓じまいや納骨後に、遺骨を分骨して手元供養するケースも最近ではよく見られます。
墓じまいや骨壷の処分を心苦しく思われる方は、分骨した遺骨を小さな骨壷に入れて、心が落ち着くまで自宅で供養するのも一つの方法です。
昨今では、手元供養にぴったりなインテリア性の高いミニ骨壷がデザイン豊富に販売されています。
故人のために、特別感いっぱいのミニ骨壷を準備してさしあげるのもよいかもしれません。
小さな骨壷をお探しなら未来創想で
納骨後や遺骨を取り除いてしまった後であれば、骨箱も骨壷もただの入れ物にすぎませんので、本来は処分を心苦しく思う必要はありません。
しかし大切な方の遺骨を納めていたものですから、なかには処分に心を傷める方もいらっしゃるでしょう。
一方で、もし遺骨を少量小さな骨壷に移し替えて納骨したり、自宅で手元供養をするのであれば、特別感のある骨壷を選んでさしあげることで、心のつかえも軽減されるかもしれません。
故人のために素敵なミニ骨壷をとお考えの方は、ぜひ手元供養のアイテムを専門にお届けしている未来創想にお任せください。
遺骨を自宅に置いて供養をする「手元供養」のために作られたミニ骨壷ですので、インテリア性の高い特別感いっぱいのものがきっと見つかります。