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骨壺(ミニ骨壷)について解説|種類や選び方、購入のポイントもご紹介

骨壺(ミニ骨壷)について解説|種類や選び方、購入のポイントもご紹介

骨壺は故人の遺骨を納めるための大切な器です。近年では、納骨だけでなく「手元供養」などさまざまな形で使われるようになり、注目を集めています。

今回は、骨壺の選び方や価格の目安、お手入れの方法まで、分かりやすく解説します。納骨や供養を安心して行うために、ぜひ参考にしてください。

骨壺の役割や歴史について知ろう

日本では火葬が一般的で、火葬後に残る遺骨を法要まで大切に保管するための器として骨壺が用いられています。昔は素焼きの器が使われるなど、地域の伝統や素材によって形状や質感が変化してきました。

時代とともに骨壺のデザインや素材は多様化し、最近では陶器や木製、金属製、ガラス製など種類も豊富にあります。中でも陶器製の骨壺は、丈夫で扱いやすいため、昔から多くの人に選ばれてきました。

骨壺の歴史を知ることは、ただ器を選ぶだけでなく、故人をどのように偲び、共に過ごしていくのかという想いを深めるうえでも大切です。現代では、伝統的な様式に加えて、新しいスタイルを取り入れた骨壺も登場しており、より多様な供養のスタイルを実現しています。

地域や納骨場所による差もある

骨壺のサイズや形は、地域の風習や納骨場所の違いによっても変わることがあります。たとえば、一般的には5寸や7寸など寸法でサイズを表すことが多いですが、納骨堂の受け入れスペースや霊園の規定によっては特定サイズの骨壺が求められる場合もあります。

また、納骨堂や室内のお墓に置く場合は、見た目のデザインや密閉性が重要視されることもあります。蓋にシリコンやパッキンが付いている骨壺であれば、湿気やニオイをより抑えることが可能です。

このように、納骨のスタイルや地域性を考慮して、骨壺のサイズ・機能を選ぶことはスムーズな供養を行うために欠かせません。

骨壺の種類(サイズ)をご紹介

骨壺には伝統的なものからデザイン性の高いものまで、多彩な種類やサイズが存在します。

一般的に、手元供養用のミニサイズからすべての遺骨を納める大型のものまで、用途によって必要な大きさはさまざまです。大きさを重視する場合は、遺骨をどの程度収めるか、納骨先のスペースなどを考慮して検討しましょう。

素材の面では、陶器以外にも木製や金属製、近年は耐久性やデザイン性に優れたガラス製の骨壺も人気があります。木製の骨壺には桐やヒノキなど国産材が使われることも多く、温もりを感じられると好評です。

デザインはシンプルな白から桜や花柄入りの華やかなものまで幅広く、好みに合わせて選べます。蓋がネジ式になっている骨壺や、シリコンパッキンが付属された密閉性の高いものもあるため、保管やお手入れのしやすさも選ぶ際のポイントになります。

一般的な陶器製の骨壺の特徴

陶器製の骨壺は扱いやすく、割れにくい種類も多くあります。色や柄のバリエーションが豊富で、白を基調にしたシンプルなものから装飾性のあるものまで選択肢が広いことが特徴の一つでしょう。

美濃焼など日本の伝統工芸を活かした骨壺は高品質で人気があります。耐水性に優れ、湿気の多い場所でも遺骨を守りやすい点もメリットです。また、陶器は温かみを感じやすく、和の雰囲気を好む方や落ち着いたデザインを重視する方にとって選びやすい素材となっています。

手元供養品として注目されるミニ骨壺の特徴

ミニ骨壺はその名の通り小さいサイズの骨壺で、手元供養のために一部の遺骨や分骨を納めるために使用します。小さくてもデザインにこだわった商品が多く、部屋の様々な場所に置きやすい点が特徴です。

置く場所に困らないため、リビングや寝室など常に目に入りやすい場所で故人を身近に感じたいという方に選ばれています。よりプライベートな供養の形として、近年はミニ骨壺が注目を集めています。

ミニサイズのため、家族でそれぞれの想いを形にできるため、複数購入して家族ごとに分骨するケースもあります。携帯性に優れた商品もあるため、思い出の場所に連れて行ってあげたいという想いを叶えることもできます。

サイズ・デザイン・材質を考慮した骨壺の選び方

長期的に保管するものになるため、用途やデザインなどをしっかり検討して選ぶことが重要です。

大きさと材質で選ぶ

骨壺を選ぶ際、最初に考えるべきはどの程度の遺骨を収めるのかという点です。火葬後の全骨を納める場合と、手元供養用に一部を別途保管する場合では求められるサイズが異なります。

手元供養の場合は、小さめのミニ骨壺や遺骨ペンダントを選んで遺骨の一部だけを納めることが多いです。一方、納骨堂や墓地に納める際は、全骨を収める大きめの骨壺が一般的です。

霊園や納骨施設によっては収容できる骨壺サイズが決まっていることがあるため、事前にどのくらいの遺骨の量を納める必要があるのかを確認することが大切です。特に集合納骨堂では規格に合わせる必要がある場合がよくあります。

もし家族間で分骨を行う場合は、必要な骨壺の数とサイズを考慮して選びましょう。先ほどもご紹介しましたが、手元供養では複数のミニ骨壺を用意するご家族も多いです。

保管場所が室内の自宅や納骨堂なのか、もしくは屋外の墓地なのかで耐久性や素材の選び方も変わってきます。屋外の場合は湿気や雨風にさらされるため、金属製や湿気に強い素材を選ぶのが最適でしょう。

デザインで選ぶ

自宅で供養する手元供養などの場合は、デザイン面も重視したい方が多いでしょう。花柄や和柄だけでなく、ガラスや木などの自然素材を生かした個性的な商品も見られます。落ち着いた色合いを好む方は白や黒、ナチュラルウッドなどシンプルなデザインを選ぶ傾向があります。

もちろんデザインだけでなく、実用面を犠牲にしすぎないことも大切です。蓋の開閉のしやすさや破損リスクなども考慮して選びましょう。

骨壺の価格ってどのくらい?

骨壷の価格は素材や仕上げのクオリティによって大きく異なります。一般的な陶器製の骨壺は、数千円から数万円程度まで幅広く存在します。デザイン性が高い商品や特殊な加工が施されている場合はさらに高額になることもあります。

木製や金属製の場合も同様に、厳選された国産材や高級素材を使用している場合はさらに高価になるでしょう。長期にわたる使い心地や耐久性を考えると、必ずしも価格だけで選ばず、品質とのバランスを見極めることが重要です。

骨壷の保管方法とお手入れのコツ

骨壺は適切に手入れを行うことで長く美しさを保てます。直射日光が当たる場所に置いている場合は、色あせや素材の劣化を招く可能性があるため、置き場所を工夫しましょう。特にガラス製や塗装が施された骨壺は、紫外線の影響を受けやすいので注意が必要です。

蓋が取り外せるタイプの場合は、定期的に内側や蓋部分を乾いた柔らかい布で拭くと安心です。シリコンパッキンがついている場合は、ホコリや水分が溜まらないようこまめにチェックしましょう。

陶器製や木製など素材によっては洗剤に弱いものもあるため、お手入れの際は必ず取り扱い説明書や購入サイトに確認をしてください。長持ちさせるためには、少しの手間を惜しまず丁寧に扱うことが大切です。

手元供養なら未来創想のミニ骨壷がおすすめ

手元供養品であれば、故人を偲ぶ方の理想の形に近い供養品を選ぶことが可能です。ここからは、デザイン性と機能性を両立し、初心者でも安心して購入できる商品をご紹介します。

ミニ骨壷|パステル|ホワイト(真鍮製)(日本製)

まるでマカロンのような優しいパステルカラーが特徴の真鍮製ミニ骨壷です。手のひらサイズですが、ズッシリとした安定感と高い耐久性を実現しています。ネジ式の蓋とパッキン構造で湿気や災害時にも安心です。付属の巾着袋付きなので、旅行や法要などの持ち歩きにも最適です 。

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ミニ骨壷|七宝シリーズ|青花(七宝焼き)

美しい七宝焼きの青花模様が特徴の陶器製のミニ骨壷です。七宝焼きの彩色が美しいため、その華やかな光沢感が部屋に温かみと上品さを添えてくれるでしょう。

手のひらサイズながらしっかりと分骨でき、仏壇の中に置いても丁度良い大きさです。飾り台を合わせれば、刻印を入れることも可能です。

>ミニ骨壷|七宝シリーズ|青花(七宝焼き)の詳細はこちら

ミニ骨壷|パールブレッシング・ホワイトB(ミディアム3~4寸の中間相当)真鍮製

ミニ骨壷|パールブレッシング・ホワイトB(ミディアム3寸相当)真鍮製

真珠のような上品な光沢を持つ真鍮製のミニ骨壷です。しっかりとした存在感があり、両手で包み込むと心に寄り添うような安心感を得られます。

3寸と4寸の中間で大人の遺骨が多めに納まるサイズ感で、赤ちゃんのご遺骨をすべて収めたい方にも最適です。ネジ式蓋&パッキン構造で気密性が高く、湿気からも守ることができます。

>ミニ骨壷|パールブレッシング・ホワイトB(ミディアム3~4寸の中間相当)真鍮製の詳細はこちら

現代にマッチした遺骨ペンダントという選択肢も

遺骨ペンダントは、ほんの少しの遺骨や遺灰を納めることができるアクセサリータイプの供養品です。身に着けることで常に故人をそばに感じられ、デザインが多様化しているため、服装のスタイルを選ばずに身につけられます。

素材はステンレスやシルバー、ゴールドなど幅広く、蓋がネジ式になっている製品も多いため、安心感があります。デザインはシンプルなものから装飾の入ったものまで幅広く、男女問わず選べるラインナップがあります。

遺骨ペンダント|涙のしずく・シルバー925(日本製)

遺骨ペンダント|涙のしずく・シルバー925

「涙のしずく」は、その名の通り、涙をかたどったしずく型の遺骨ペンダントです。シルバー925で作られており、優しい輝きが胸元をそっと照らします。

容量は耳かき約18杯分の遺骨が納められ、底部の小さなネジ口からドライバーで簡単に出し入れできます。生活防水対応なので、外出時や日常の動きにも安心して着用でき、お手入れクロスや携帯用ドライバーもセットで届くため、初めての方にも最適です。

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遺骨ペンダント pureピュア 一粒のしずく 10K(完全防水)

お骨がまるで宙に浮いているように見え、さりげなく故人を感じられるデザインの遺骨ペンダントです。トップ部分は変形や傷に強い10金(10K)素材を採用し、UVレジンで遺骨を封入しています。

完全防水のため、汗や雨の日でも安心して身に着けられます。イエロー・ピンク・ホワイトゴールドから選べます。どの色も光沢があり、上品で日常にもマッチしやすいデザインが魅力です。

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遺骨ペンダント ラウンド クリスタル レース(金属アレルギーを引き起こしにくいステンレス製 SUS316L)(日本製)

遺骨ペンダント|ラウンド クリスタル レース|ステンレス製

金属アレルギーの方にも安心して使える、医療用ステンレス(SUS316L)製の遺骨ペンダントです。繊細なレース模様とクリスタルが施された上品なデザインは、普段使いにもなじみやすく、故人への想いをさりげなく身につけられます。

ペンダント内部には耳かき約50杯分のご遺骨を収納でき、ネジ式開口部から簡単に納骨できます。裏面には無料で名前や日付などの刻印が可能です。

>遺骨ペンダント ラウンド クリスタル レース(金属アレルギーを引き起こしにくいステンレス製 SUS316L)(日本製)の詳細はこちら

骨壷に関する知っておきたい法律やマナーについて

国内の墓地や納骨に関わる法律、地域の慣習について事前に知っておくことも大切です。

日本では墓地埋葬法によって、遺骨の埋葬や安置を行う際には公的な許可が必要とされています。手元供養に関しては特に法律で禁止されてはいませんが、自治体によって細かい規定が異なる場合があります。

分骨や改葬を行う際には役所への届出や手続きが必要なケースもあるため、事前に調べておくことが大切です。宗教的な慣習や地域の風習にも配慮して、トラブルなく供養できるようにしましょう。

また、公共の場での散骨や海洋葬などを検討する場合も、許可やマナーに細心の注意を払いましょう。周囲への気遣いを欠かさず、穏やかな供養が行えるよう準備を進めることが重要です。

> 関連記事:分骨するときに必要な法律上の手続きはある? 

>関連記事:散骨に関わってくる法律とは? 

骨壷には様々な大きさや種類があることを覚えておこう

故人の供養の在り方は多様化しており、自分や家族に合ったスタイルを選択することが大切です。

骨壺は伝統的な供養方法を守りながらも、個人のライフスタイルに合わせて進化してきました。場所やデザインにこだわる方、シンプルさを重視する方、手元供養を望む方など、それぞれが自由に選べる時代です。

近年の供養は、必ずしもお墓に遺骨をすべて納めるだけでなく、ミニ骨壺や遺骨ペンダントを用いたさまざまな形が存在します。大切なのは故人を大事に思う気持ちを形にすることです。

家族や親しい人たちの意見を踏まえながら、しっかりと情報収集をして納得のいく選択をするようにしましょう。自分たちにとって無理のない方法を見つけることで、長く安らぎをもたらす供養を続けられます。

 

 

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