赤ちゃんの供養に関する記事

死産した赤ちゃんの火葬や供養の方法は?

死産した赤ちゃんの火葬や供養の方法は?

愛する赤ちゃんを亡くすというのは他の誰が亡くなるよりも悲しく、心の傷は簡単には癒えません。そんな悲しみの中、手続きや火葬の準備をしなくてはなりません。

どんな手続きが必要か、また火葬後の供養方法についてなど、いろいろと思い悩んでいるご両親も多いことでしょう。

ここでは、死産から火葬までの流れについての説明と、遺族の想いに寄り添った新しい供養の形をご紹介いたします。

死産から火葬までの流れ

戸籍法においては、妊娠12週以降の流産を含めた死産は、市区町村役所へ死産届の提出が必要となり、火葬許可証を取得して、火葬もしなければなりません。

死産届について

死産届は、妊娠12週以降から必要ですが、さらに妊娠22週以降となると、分娩時にまだ生存が確認されていた場合「出生届」と「死産届」の両方が必要となります。

その判断は医師にゆだねられ、出生届を提出した場合には、戸籍に記載されます。

ご両親がまず決めなくてはならないこと

死亡届の提出や火葬について把握したところで、まず具体的に決めなくてはならないのが、お葬式を執り行うかどうか。

  • 家族だけで火葬のみを行う
  • 宗教者のみ手配して立ち会ってもらう
  • お葬式を行ってから火葬する


大きくはこの3つの選択となりますので、まずは家族で話し合って、この方針を決めましょう。

お葬式はしたほうが良いの?

お葬式については、行わないケースや、家族のみで行うケースが比較的多いようですが、いずれにせよご両親の意向で決めても大丈夫。周囲の方も、その気持ちを尊重してあげることが大切です。

お葬式をしない場合も、妊娠12週以降であれば必ず火葬が必要ですが、さらに妊娠24週以降の死産の場合は、24時間安置後の火葬となります。多くのご家庭では、自宅で安置することが多いようです。

赤ちゃんのお葬式の相場は?

赤ちゃんはお葬式を執り行わない場合が多いため、ほとんどのケースは、火葬にかかる費用数万円のみとなります。主な内訳は、

  • 火葬料金…自分で手配した場合1万円程度・葬儀社に手配してもらった場合3〜10万円程度

  • お棺・骨壷代…数千円〜2万円程度
  • 搬送費…自家用車で運ぶため不要
  • ドライアイス…8000円〜1万円程度(必要ないことも)


そのほか供養事項やお葬式等を執り行う場合は、別途その料金(30万円?50万円程度)がかかります。

火葬の際の注意点

赤ちゃんの遺骨は、設備が整っている火葬場でないと火力の問題で残せないことがありますので、ご遺骨を残したいときは火葬場に事前確認が必要です。

万が一のことを考えて、赤ちゃんのお写真や足形など、思い出に残せるものはできるだけ多く残しておくと良いでしょう。

また、準備をしていたベビー服やおもちゃなどを、棺に入れてあげたいとお考えのご両親も多いことでしょう。

しかし副葬品に関しても、火葬の妨げにならないものしか入れられないため、こちらも必ず事前確認が必要です。

火葬が済んだ赤ちゃんのご遺骨について

火葬が済んだあとの遺骨は、宗派によって一定の期間を経たあとに納骨をするのが一般的ではあります。しかし小さな赤ちゃんの遺骨となると、離ればなれになることをつらく感じるご両親も多いことでしょう。

昨今では、そういった形式的なことにとらわれず、想いに添った供養ができる「手元供養」という形を選ばれる方も増えています。

赤ちゃんの遺骨を手元に置いて供養したり、現代のライフスタイルに合った小さな仏壇で供養したり、方法は自由です。火葬を終えた赤ちゃんの大切な遺骨は、お父さんお母さんが思うとおりに供養していただいて大丈夫なのです。

“想い”に寄せた供養ができる「手元供養」のアイテム

未来創想では、新しい供養の形「手元供養」を通して、ご遺族の心に寄り添う供養アイテムをお届けする専門店です。

ここでは、手元供養をまだご存じない方にも安心して手元供養が始められるアイテムをご紹介いたします。

遺骨ペンダント

遺骨ペンダント

故人との離れがたい思いに寄り添った、遺骨や遺髪、遺灰の一部を納められるペンダントです。性別・年齢に幅広く対応したペンダントを、デザイン豊富にご用意しています。

「遺骨の存在を胸元に感じられるだけで、心が落ち着き癒やされる」。多くの方からそのようなお声をいただいています。

「赤ちゃんとずっと一緒にいたい、見るはずだった景色をたくさん見せてあげたい」。そんな思いに遺骨ペンダントが寄り添い、あなたの未来に力を添えてくれるはずです。

>遺骨ペンダントについての詳細はこちら

ミニ骨壷

ミニ骨壷

最近では、火葬後の遺骨を手元に置いて供養したいと望むご遺族も増えてきました。とくに死産をしてしまった赤ちゃんの場合は、そうしたいと願う方も多いことでしょう。

ミニ骨壷は、そんな遺族の心に寄り添って作られました。赤ちゃん用に優しい色でかわいい形ものから、家族の集まるリビングや寝室になじむオシャレなデザインのミニ骨壷まで豊富にそろっています。

ミニサイズの骨壷ですので、旅行や法事などにお持ちいただくことも可能です。

>ミニ骨壷についての詳細はこちら

ミニ仏壇

ミニ仏壇

現代の住空間においては、先祖より受け継いできた仏壇を維持するのは難しくなりつつあり、また、堅苦しいデザインの仏壇を好まない方も増えています。

そんななか作られたのが、現代のライフスタイルに合ったミニ仏壇です。

コンパクト設計で狭い空間にも置くことができ、モダンなものや洋風のものなど、現代インテリアにもフィットするデザインの仏壇が多数揃っています。

必要な仏具を選んで、自分らしく赤ちゃんを供養いただけるだけではなく、お手入れが楽な点も、慌ただしい日々を送る私たちにはぴったりです。

初めてで何を揃えて良いのかわからない方には、必要な仏具を揃えたミニ仏壇セットもご用意しています。

>ミニ仏壇についての詳細はこちら

>ミニ仏壇セットについての詳細はこちら

手元供養の人気商品をご紹介

それではここからは、手元供養で人気の「遺骨ペンダント」「ミニ骨壷」「ミニ仏壇」をそれぞれご紹介していきます。

遺骨ペンダント

シンプルながら、ご遺族の深い悲しみに寄り添い、赤ちゃんへの気持ちをそっと形にしたようなモチーフをあしらったペンダントが人気です。

遺骨ペンダント 「涙のしずく」

大切な赤ちゃんのご遺骨を納めるのは、涙のしずくの形をしたペンダントトップ。ご両親の深い悲しみにそっと寄り添うように、また、その悲しみをそっと引き受けるように、胸元でさりげなく存在感を放ちます。

良質なシルバー925の輝きは、大切に磨くことでその美しさを保ち、また時を重ねるごとに、シルバーならではの味わい深さを発揮。

シンプルなペンダントですので、年齢・性別・コーディネートを問わず身に着けていただけます。

また、アジャスター付きのチェーンが、45cm・50cmからお好みで選べるのも使い勝手の良いポイントです。

わが子を亡くす悲しみは簡単には癒えるものではありませんが、胸元にその存在を感じることで、あなたの心の支えになってくれることでしょう。

>遺骨ペンダント 「涙のしずく(シルバー925)」の商品詳細はこちら

遺骨ペンダント「月2誕生石タイプ」

人は悲しいとき、太陽の光よりも、暗闇に優しく光る月の光に癒やされるものです。そんな「月」の形をモチーフにした遺骨ペンダントは、誕生石を入れることができる仕様。

「ご遺骨を納めるだけでなく、大切な赤ちゃんに何か特別感のあるものを」そうお考えの方にもぴったりの遺骨ペンダントです。

もちろんご自身の誕生石や、誕生石それぞれに込められた意味から、好きな石を選んでも構いません。

石には不思議な力が宿るといわれていますので、きっとあなたのお守りのような存在になってくれることでしょう。

ご遺骨を納めたあとのペンダントのネジブタは、大切なご遺骨が決してこぼれてしまわないよう、ネジ緩み防止剤でしっかりと閉じられる安心設計。

ぜひお出かけにもペンダントを身に着けて、赤ちゃんをいろいろな場所へ連れて行ってあげてください。

>遺骨ペンダント「月2誕生石タイプ(シルバー925)」の商品詳細はこちら

ミニ骨壷

赤ちゃんのご遺骨を納めるのにふさわしい、かわいらしく特別感がいっぱいのミニ骨壷をご用意しています。

ミニ骨壷「パステル・ピンク」

ミニ骨壷「パステル・ピンク(真ちゅう製)」

「赤ちゃんのためにかわいらしい骨壷を準備してあげたい」そう思うご両親も多いことでしょう。ミニ骨壷パステルは、手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズ感。

安らぎを与えてくれそうなコロンと丸い佇まいと、赤ちゃんにふさわしい、明るいパステルカラーが印象的です。

万が一のときにご遺骨が飛び散らないよう納骨袋がついているほか、持ち運び用の袋も付属していますので、法事やご旅行など、どこにでも持って行くことができます。

見た目は小さくかわいらしいのですが、素材は真ちゅう製でずっしりとした重みがありますので、持ったときに大切な赤ちゃんの存在感を感じていただけることでしょう。

お色はピンクのほかに、ホワイト・ブルー・パープルからお好みで選べます。

>ミニ骨壷「パステル・ピンク(真ちゅう製)」の商品詳細はこちら

ミニ骨壷「たまごころTAMAGOCORO ・カメオベージュ」

ミニ骨壷「たまごころTAMAGOCORO ・カメオベージュ(真ちゅう製)」

その名のとおり、大きさも見た目もたまごをそっくりに模った、かわいらしいミニ骨壷「たまごころTAMAGOCORO」です。

ミニ骨壷のよいところは、手のひらでギュッと包み込めるサイズ感。心が深く沈みそうなときは、たまごころをそっと手に包み込むことで、心がいく分落ち着くこともあるかもしれません。

たまごの形は、そんな安らぎを与えてくれるだけでなく、その中で眠る赤ちゃんが、いつかまた生まれ変わってやってきてくれるような、そんな希望も与えてくれそうです。

空から降り注ぐ希望の光のように散りばめられた、金色のドット柄も素敵です。

また、ご遺骨を納めたあとのフタが、ネジ式の内ブタ・外ブタでしっかりと密閉できる二重構造になっている点も◎。見た目と機能性を兼ねそろえたミニ骨壷です。

>ミニ骨壷「たまごころTAMAGOCORO ・カメオベージュ(真ちゅう製)」の商品詳細はこちら

ミニ仏壇

赤ちゃん用には、いかにも仏壇といった感じではなく、リビングなどにもさりげなく置いていただけるような、シンプルな飾り台タイプのミニ仏壇が人気です。

ミニ仏壇セット「小さな祈りのステージFセット」

ミニ仏壇セット「小さな祈りのステージFセット」

ナチュラルな木製の飾り台に、おりんとミニ骨壷を付けたシンプルなミニ仏壇セット。お部屋のどんな空間にも違和感なく溶け込み、安らぎある祈りの空間を実現してくれます。

おりんには、赤ちゃんの手元供養にも大変人気が高い「まわりん」を採用。

くるくるとコマのように回ったり、ゆらゆらと揺れることで音色を奏でるおりんは、まるで赤ちゃんと一緒に戯れているかのような、心温まる祈りのひとときを与えてくれることでしょう。

かわいらしいまわりんに合わせるミニ骨壷は、パールのような光沢が美しい「パールポット」。コロンと佇むフォルムがとてもかわいらしい一方で、パールホワイトが上品さや清らかさも感じさせてくれます。

シンプルながら、どこか洗練された印象も与えてくれる、ミニ仏壇セットです。

>ミニ仏壇セット「小さな祈りのステージFセット」の商品詳細はこちら

ミニ仏壇セット「ピクスタル・シルバーセット」

「天国の赤ちゃんが寂しくないように、写真を飾ってあげたい」そうご希望されるご両親もいらっしゃることでしょう。

「ピクスタル・シルバーセット」は、写真立てが付いたシンプルな飾り台に、おりんとミニ骨壷を付けたミニ仏壇セットです。

ミニ骨壷に採用した「スフィア」は、金属と木の質感を合わせたモダンなデザインが印象的な、丸い球体型をした骨壷。木製のフタ部分には切り込みが入っていて、こちらにも写真が飾れるようになっています。

ゆらゆらと少し揺れる設計になっていて、ふとしたときに安らぎを与えてくれそう。

ベル型のおりん「てのりん」も、従来のおりんと比べると、とてもセンスアップされたモダンなデザイン。インテリア性が高く、センスのよい祈りの空間を演出してくれることでしょう。

>ミニ仏壇セット「ピクスタル・シルバーセット」の商品詳細はこちら

赤ちゃんの火葬が終わったら“想い"に合った供養方法を

誕生を心待ちにしていた赤ちゃんを死産してしまったら、せめて火葬後の遺骨は手元に置いておきたいと考えるのは当然のことです。

赤ちゃんを亡くしたお母さんはご自分を責めてしまい言葉では言い表せない苦しみの中におられます。

手元供養は、いろんな場所へ連れて行ってあげたり、いつでも話しかけたりすることができます。

「これからの時間を一緒に過ごしてほしい」。赤ちゃんは皆さまのそばにいると感じてもらい、これからの人生を歩んでいく中での力づけにしてもらえるような手元供養のお品をお届けします。

未来創想は、手元供養のアイテムを通して、悲しみの中にいるご遺族の新しい未来の力になりたいと願っています。いつでもご相談ください。

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