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墓じまい(改葬、無縁墓)に関する記事

今増えている「墓じまい」っていったい何?
少子化や核家族化になり、墓じまいを考える人が増えてきました。お墓や故人、家族を大切に思う人ほど、墓じまいを考えるようです。墓じまいが、どのようなものなのかをご説明します。 墓じまいとは遺骨のお引っ越し 墓じまいとは、お墓を片づけて更地にし、お寺や墓地の管理者に敷地を返すことを指します。お墓には遺骨が安置されていますから、一番の問題は“遺骨をどこに引っ越しさせるか”です。 遺骨の納められたお墓は、遺された人々の心のよりどころでもあります。墓じまいとは、遺骨とともに遺された人々の想いを別の場所へ移す作業とも言えるでしょう。 墓じまいが増えている理由 墓じまいが増えているのは、何といってもライフスタイルの変化が大きく影響しています。 大家族の中で生まれ育ち、生まれた地域で一生を終えるのが普通という形が、現代では希有な形となりました。墓参りをして守る人がいなくなるというのが、墓じまいを考える一番大きな理由のようです。 また、高齢になりお墓参りがきついので墓じまいをするという方も見受けられます。 墓じまいのあと、遺骨を供養する方法 墓じまいが遺骨の引っ越しだとすれば、手続きを始める前に引っ越し先を決めなければなりません。墓じまいをする理由にもよりますが、身内で供養をしてくれる人がいなくなる場合には、のちのちにお金がかからない方法を選ぶのがベストです。 永代供養(合祀・合葬) 墓じまいのあとの遺骨の行き先トップが公営墓地への改葬合祀で、3位が菩提寺での永代供養です。双方を合わせると、ほぼ6割。半数以上の人が遺骨の移動先に永代供養を選んでいます。 永代供養は最初に費用がかかるだけで、その後の費用は発生せず、将来にわたり供養が続きます。また、遺された人が永代供養の場所へお墓参りできるというのも、選ばれる理由かもしれません。 散骨 近年広がりを見せているのが散骨。約3割の人が墓じまいのあとに、散骨を選んでいます。散骨も永代供養と同じく、将来的にお金がかかることがありません。 ただ、すべての遺骨を散骨してしまうと、心のよりどころをなくしてしまうことにもなりかねないので、散骨をする前にしっかりと検討することが大切です。 納骨堂・手元供養 他の人の遺骨と混ざるのに抵抗があり、近くで供養したいと思う場合の選択肢が、納骨堂や手元供養です。 納骨堂は永代供養料だけでなく年間の維持管理費がかかるため、遺骨を納めて終わりというわけにはいきません。対して手元供養は遺族の裁量で供養でき、費用もあまりかからない方法として近年注目が集まっています。 ただし、納骨堂も手元供養も供養する人がいなくなったときに、残された遺骨をどうするかを考える必要があることを忘れないようにしましょう。 墓じまいの手順と手続き お墓にある遺骨をどうするかを決定したら、墓じまいに向かって作業を進めます。 1.親戚の同意を得る 墓じまいで一番多いと言われるのが、親戚間でのトラブル。 お墓はもともと民法で祭祀財産に分類され、遺族が受け継ぐものとされています。ただし、動産や不動産の財産と異なり、お墓には多くの人々の想いが関わるために、関係者の同意を得ていないと思わぬ不和を生じかねません。 お墓は遺された人々と故人を結ぶもの。独断で手続きを踏むのではなく、遺された人々の悲しみや淋しさをくみ取りながら、丁寧に話し合うようにしましょう。 2.墓地の管理者に伝える 親戚の同意を得るのと平行して、お墓があるお寺や霊園の管理者にも墓じまいを伝えておきます。親戚の同意がほぼ得られるなどの条件が整った後、改めて墓じまいを申し出ます。専用書類についても確認しておくことを忘れずに。 3.改葬許可の申請手続きを行う 墓じまいのあと、永代供養や納骨堂へ遺骨を移すときには、改葬許可申請の手続きが必要です。必要な書類は3点。...
今増えている「墓じまい」っていったい何?
少子化や核家族化になり、墓じまいを考える人が増えてきました。お墓や故人、家族を大切に思う人ほど、墓じまいを考えるようです。墓じまいが、どのようなものなのかをご説明します。 墓じまいとは遺骨のお引っ越し 墓じまいとは、お墓を片づけて更地にし、お寺や墓地の管理者に敷地を返すことを指します。お墓には遺骨が安置されていますから、一番の問題は“遺骨をどこに引っ越しさせるか”です。 遺骨の納められたお墓は、遺された人々の心のよりどころでもあります。墓じまいとは、遺骨とともに遺された人々の想いを別の場所へ移す作業とも言えるでしょう。 墓じまいが増えている理由 墓じまいが増えているのは、何といってもライフスタイルの変化が大きく影響しています。 大家族の中で生まれ育ち、生まれた地域で一生を終えるのが普通という形が、現代では希有な形となりました。墓参りをして守る人がいなくなるというのが、墓じまいを考える一番大きな理由のようです。 また、高齢になりお墓参りがきついので墓じまいをするという方も見受けられます。 墓じまいのあと、遺骨を供養する方法 墓じまいが遺骨の引っ越しだとすれば、手続きを始める前に引っ越し先を決めなければなりません。墓じまいをする理由にもよりますが、身内で供養をしてくれる人がいなくなる場合には、のちのちにお金がかからない方法を選ぶのがベストです。 永代供養(合祀・合葬) 墓じまいのあとの遺骨の行き先トップが公営墓地への改葬合祀で、3位が菩提寺での永代供養です。双方を合わせると、ほぼ6割。半数以上の人が遺骨の移動先に永代供養を選んでいます。 永代供養は最初に費用がかかるだけで、その後の費用は発生せず、将来にわたり供養が続きます。また、遺された人が永代供養の場所へお墓参りできるというのも、選ばれる理由かもしれません。 散骨 近年広がりを見せているのが散骨。約3割の人が墓じまいのあとに、散骨を選んでいます。散骨も永代供養と同じく、将来的にお金がかかることがありません。 ただ、すべての遺骨を散骨してしまうと、心のよりどころをなくしてしまうことにもなりかねないので、散骨をする前にしっかりと検討することが大切です。 納骨堂・手元供養 他の人の遺骨と混ざるのに抵抗があり、近くで供養したいと思う場合の選択肢が、納骨堂や手元供養です。 納骨堂は永代供養料だけでなく年間の維持管理費がかかるため、遺骨を納めて終わりというわけにはいきません。対して手元供養は遺族の裁量で供養でき、費用もあまりかからない方法として近年注目が集まっています。 ただし、納骨堂も手元供養も供養する人がいなくなったときに、残された遺骨をどうするかを考える必要があることを忘れないようにしましょう。 墓じまいの手順と手続き お墓にある遺骨をどうするかを決定したら、墓じまいに向かって作業を進めます。 1.親戚の同意を得る 墓じまいで一番多いと言われるのが、親戚間でのトラブル。 お墓はもともと民法で祭祀財産に分類され、遺族が受け継ぐものとされています。ただし、動産や不動産の財産と異なり、お墓には多くの人々の想いが関わるために、関係者の同意を得ていないと思わぬ不和を生じかねません。 お墓は遺された人々と故人を結ぶもの。独断で手続きを踏むのではなく、遺された人々の悲しみや淋しさをくみ取りながら、丁寧に話し合うようにしましょう。 2.墓地の管理者に伝える 親戚の同意を得るのと平行して、お墓があるお寺や霊園の管理者にも墓じまいを伝えておきます。親戚の同意がほぼ得られるなどの条件が整った後、改めて墓じまいを申し出ます。専用書類についても確認しておくことを忘れずに。 3.改葬許可の申請手続きを行う 墓じまいのあと、永代供養や納骨堂へ遺骨を移すときには、改葬許可申請の手続きが必要です。必要な書類は3点。...

【無縁墓とは】増加する理由や新しい供養のかたちをご紹介
「無縁墓」とは、継承者や縁故者がいないお墓のことを言います。近年、この無縁墓は増加傾向にあり、「お墓をどう管理するか」「どう継承するのか」を見直すきっかけともなっています。 では、どうして無縁墓は増加傾向にあるのでしょうか? その背景を知るために、今回は無縁墓についての詳細をご紹介します。無縁墓の定義や、増え続ける背景を探っていきましょう。 無縁墓ってなに? 「無縁墓」(むえんばか・むえんぼ)とは、お墓を引き継いでくれる継承者や、管理してくれる縁故者がいないお墓のことを言います。「無縁墓地」と呼ばれることもあり、全国でも都市部を中心にその数が増える傾向にあります。 無縁墓に改葬されるのは管理者の告知から1年後 では、継承者や縁故者がいない場合は、すぐに無縁墓へと改葬(埋葬したご遺骨を納骨堂や無縁墓地に移す)されるのでしょうか? 無縁墓への改葬は、その基準が法律できちんと定められています。法律で定められているのは、次の2つです。 お寺などの管理者が、対象となるお墓の縁故者に対して官報などを通じて申し出るよう告知する あわせて、お墓の見やすい位置に立て札を設置し縁故者へ申し出を促す この2つの手順を踏んでから1年間経っても申し出がない場合、管理者はお墓を無縁墓へと改葬することができます。 どうして無縁墓が増加しているの? さて、先ほどもご紹介しましたが、近年全国では無縁墓や無縁墓地が増加する傾向にあります。 これはどうしてなのでしょうか?背景を見ていくことにしましょう。 核家族化や少子化で管理者が減少している 無縁墓が増加する理由として、核家族化や少子化といった社会情勢の変化が挙げられます。 かつては、一族のお墓は先祖代々受け継がれ、その継承や管理も縁故者が担ってきました。しかし、核家族化が進むにつれて、先祖が埋葬されたお墓から離れた土地で暮らすことや、お墓を管理する時間を確保できなくなってきました。 また、少子化により、そもそもお墓を継承する子どもがいないといった家庭も増えてきたことも理由のひとつでしょう。 こうした背景から、核家族化や少子化が進む都市圏を中心に無縁墓や無縁墓地が増加する傾向にあります。 「手元供養」という新しいかたち ライフスタイルや社会情勢の変化から、無縁墓が増加することは致し方ないとも言えます。 しかし、 「大切な故人が無縁墓として改葬されてしまう」 「生活や仕事が理由とはいえ、故人に寂しい思いをさせてしまう」 こういった心情は、誰しもが感じるのではないでしょうか? できることなら、故人をより身近に感じていたい—。こうした想いを持つ方に広がりをみせているのが、「手元供養(てもとくよう)」という新しいかたちです。 手元供養は遺族の想いや時代の変化にも寄り添う 手元供養とは、故人のご遺骨をペンダントや指輪に納め身に着けたり、小さな骨壷として手元で供養するかたちを言います。 手元供養なら、さまざまな理由からお墓を建てられない方や、仕事や場所の関係から定期的なお墓参りが困難な方でも、より近くで故人を供養することができます。 また、さまざまな理由から、無縁墓へと改葬される心配もないため、故人に寂しい思いをさせることもありません。...
【無縁墓とは】増加する理由や新しい供養のかたちをご紹介
「無縁墓」とは、継承者や縁故者がいないお墓のことを言います。近年、この無縁墓は増加傾向にあり、「お墓をどう管理するか」「どう継承するのか」を見直すきっかけともなっています。 では、どうして無縁墓は増加傾向にあるのでしょうか? その背景を知るために、今回は無縁墓についての詳細をご紹介します。無縁墓の定義や、増え続ける背景を探っていきましょう。 無縁墓ってなに? 「無縁墓」(むえんばか・むえんぼ)とは、お墓を引き継いでくれる継承者や、管理してくれる縁故者がいないお墓のことを言います。「無縁墓地」と呼ばれることもあり、全国でも都市部を中心にその数が増える傾向にあります。 無縁墓に改葬されるのは管理者の告知から1年後 では、継承者や縁故者がいない場合は、すぐに無縁墓へと改葬(埋葬したご遺骨を納骨堂や無縁墓地に移す)されるのでしょうか? 無縁墓への改葬は、その基準が法律できちんと定められています。法律で定められているのは、次の2つです。 お寺などの管理者が、対象となるお墓の縁故者に対して官報などを通じて申し出るよう告知する あわせて、お墓の見やすい位置に立て札を設置し縁故者へ申し出を促す この2つの手順を踏んでから1年間経っても申し出がない場合、管理者はお墓を無縁墓へと改葬することができます。 どうして無縁墓が増加しているの? さて、先ほどもご紹介しましたが、近年全国では無縁墓や無縁墓地が増加する傾向にあります。 これはどうしてなのでしょうか?背景を見ていくことにしましょう。 核家族化や少子化で管理者が減少している 無縁墓が増加する理由として、核家族化や少子化といった社会情勢の変化が挙げられます。 かつては、一族のお墓は先祖代々受け継がれ、その継承や管理も縁故者が担ってきました。しかし、核家族化が進むにつれて、先祖が埋葬されたお墓から離れた土地で暮らすことや、お墓を管理する時間を確保できなくなってきました。 また、少子化により、そもそもお墓を継承する子どもがいないといった家庭も増えてきたことも理由のひとつでしょう。 こうした背景から、核家族化や少子化が進む都市圏を中心に無縁墓や無縁墓地が増加する傾向にあります。 「手元供養」という新しいかたち ライフスタイルや社会情勢の変化から、無縁墓が増加することは致し方ないとも言えます。 しかし、 「大切な故人が無縁墓として改葬されてしまう」 「生活や仕事が理由とはいえ、故人に寂しい思いをさせてしまう」 こういった心情は、誰しもが感じるのではないでしょうか? できることなら、故人をより身近に感じていたい—。こうした想いを持つ方に広がりをみせているのが、「手元供養(てもとくよう)」という新しいかたちです。 手元供養は遺族の想いや時代の変化にも寄り添う 手元供養とは、故人のご遺骨をペンダントや指輪に納め身に着けたり、小さな骨壷として手元で供養するかたちを言います。 手元供養なら、さまざまな理由からお墓を建てられない方や、仕事や場所の関係から定期的なお墓参りが困難な方でも、より近くで故人を供養することができます。 また、さまざまな理由から、無縁墓へと改葬される心配もないため、故人に寂しい思いをさせることもありません。...

気になる墓じまいの費用はどれくらい?
建立時にそれなりの費用がかかるお墓は、墓じまいにもいろいろと費用がかかります。よい墓じまいになるよう、それぞれの費用を把握して、しっかり計画を立てましょう。 墓じまいの費用は大きく3種類 墓じまいの費用はさまざまな種類があり複雑に感じてしまいますが、大きく次の3つに種類分けすることができます。 書類や儀式の費用 お墓の撤去作業費用 新しい改葬先での費用 この3つを合計したものが、墓じまいを行う際の費用になります。 1.書類や儀式の費用 墓じまいでは、書類手続きや儀式などを執り行う際に費用が発生します。具体的な内容を見ていきましょう。 必要書類の費用 【費用】数百円〜数千円 墓じまいをするには、いくつかの書類を準備しなければなりません。 市町村役場で発行される改葬許可証は無料ですが、改葬許可証を取得するために必要な「埋葬証明」や「受入証明」には、数百円から数千円かかる場合があります。“埋葬証明”は現在の墓地の管理者から、“受入証明”は改葬先の墓地の管理者から発行してもらいます。 散骨や自宅に遺骨を引き取る場合も、時間をおいてどこかへ納めたいときに埋葬証明書が必要になるので、念のためもらって保管しましょう。 埋葬証明書を発行する際に覚えておきたいのが、証明書は「お墓に埋葬されいる人数分」の枚数が必要となるということ。 先祖代々のお墓などでは、ご先祖様が複数名埋葬されています。この場合、手続きに時間や費用がかかってしまうので、墓地の管理者に早めにお願いしておきましょう。 魂抜きの儀式へのお布施 【費用】2万〜5万円 お墓には、仏様や神様の力が宿ると考えられています。その力を抜き、お墓をただの物にするのが「魂抜き」や「閉眼供養」などと呼ばれる儀式です。公共の霊園にあるお墓でも、墓じまいのときには必要な儀式となります。 お布施の相場は、2万〜5万円。さまざまな法要と大体同じくらいの費用だと思ってよいでしょう。 離壇料 【費用】3万〜20万円 菩提寺にお墓があり、別の場所へ改葬する場合は離檀料(檀家を離れるための料金)が必要です。本来はお布施として、お世話になった感謝を表す金額を包んできました。 1回の法要のお布施を目安とすれば、3万〜15万円あたりが相場。もちろん、お付き合いの年数や状況、お寺の格によっても変化しますが、多くても20万円程度までが目安でしょう。 離壇料は、はっきりとした金額が決まっていなため、トラブルの火種にもなりかねません。お布施は必ず払わなければならないものというわけではありませんが、遺族がお墓参りに行かずとも、お寺が日々の供養を行っているのも事実です。 菩提寺は長い期間お墓を見守り、ご先祖様を供養してくれた存在。気持ちよく墓じまいをするためにも、改葬を考えた時点で菩提寺に相談し、アドバイスを受けながら進めるとよいでしょう。 2.お墓の撤去作業費用 墓じまいでは、お墓を更地にして墓地管理者に返却します。作業は業者にお願いすることになるため、撤去作業のための費用が発生します。 基本料金のパターン 【費用】10万円程度(1平方メートル)...
気になる墓じまいの費用はどれくらい?
建立時にそれなりの費用がかかるお墓は、墓じまいにもいろいろと費用がかかります。よい墓じまいになるよう、それぞれの費用を把握して、しっかり計画を立てましょう。 墓じまいの費用は大きく3種類 墓じまいの費用はさまざまな種類があり複雑に感じてしまいますが、大きく次の3つに種類分けすることができます。 書類や儀式の費用 お墓の撤去作業費用 新しい改葬先での費用 この3つを合計したものが、墓じまいを行う際の費用になります。 1.書類や儀式の費用 墓じまいでは、書類手続きや儀式などを執り行う際に費用が発生します。具体的な内容を見ていきましょう。 必要書類の費用 【費用】数百円〜数千円 墓じまいをするには、いくつかの書類を準備しなければなりません。 市町村役場で発行される改葬許可証は無料ですが、改葬許可証を取得するために必要な「埋葬証明」や「受入証明」には、数百円から数千円かかる場合があります。“埋葬証明”は現在の墓地の管理者から、“受入証明”は改葬先の墓地の管理者から発行してもらいます。 散骨や自宅に遺骨を引き取る場合も、時間をおいてどこかへ納めたいときに埋葬証明書が必要になるので、念のためもらって保管しましょう。 埋葬証明書を発行する際に覚えておきたいのが、証明書は「お墓に埋葬されいる人数分」の枚数が必要となるということ。 先祖代々のお墓などでは、ご先祖様が複数名埋葬されています。この場合、手続きに時間や費用がかかってしまうので、墓地の管理者に早めにお願いしておきましょう。 魂抜きの儀式へのお布施 【費用】2万〜5万円 お墓には、仏様や神様の力が宿ると考えられています。その力を抜き、お墓をただの物にするのが「魂抜き」や「閉眼供養」などと呼ばれる儀式です。公共の霊園にあるお墓でも、墓じまいのときには必要な儀式となります。 お布施の相場は、2万〜5万円。さまざまな法要と大体同じくらいの費用だと思ってよいでしょう。 離壇料 【費用】3万〜20万円 菩提寺にお墓があり、別の場所へ改葬する場合は離檀料(檀家を離れるための料金)が必要です。本来はお布施として、お世話になった感謝を表す金額を包んできました。 1回の法要のお布施を目安とすれば、3万〜15万円あたりが相場。もちろん、お付き合いの年数や状況、お寺の格によっても変化しますが、多くても20万円程度までが目安でしょう。 離壇料は、はっきりとした金額が決まっていなため、トラブルの火種にもなりかねません。お布施は必ず払わなければならないものというわけではありませんが、遺族がお墓参りに行かずとも、お寺が日々の供養を行っているのも事実です。 菩提寺は長い期間お墓を見守り、ご先祖様を供養してくれた存在。気持ちよく墓じまいをするためにも、改葬を考えた時点で菩提寺に相談し、アドバイスを受けながら進めるとよいでしょう。 2.お墓の撤去作業費用 墓じまいでは、お墓を更地にして墓地管理者に返却します。作業は業者にお願いすることになるため、撤去作業のための費用が発生します。 基本料金のパターン 【費用】10万円程度(1平方メートル)...

改葬っていったい何?墓じまいとは違うの?
墓じまいの先に改葬がありますが、改葬=墓じまいというわけではありません。もともとは、場所を変えてお墓を建て直したのが”改葬”。現在では、永代供養に改葬する人も増えてきました。 改葬とはお墓の引っ越し 改葬とは、遺骨を含めたお墓を移動させることを指します。墓じまいが遺骨の引っ越しで、改葬はお墓の引っ越しと考えるとわかりやすいかもしれません。 墓じまいのあと、遺骨を散骨したり手元供養する場合は改葬には当たらず、新しい墓地に建てたお墓や、永代供養墓・納骨堂に遺骨を納める場合を改葬といいます。 遺骨を納める場所を変え、手続きを踏んだ上で改めて宗教に基づく供養を始めるのです。墓じまいの先にあるのが、改葬といえるでしょう。 改葬が増えている理由 改葬は墓じまいと切り離せませんから、墓じまいが増えている理由と改葬が増えている理由の多くは重なっています。特に改葬の場合は、引っ越しなどでお墓が遠くなったので、お参りしやすい場所へ移すというパターンが多いようです。 お墓や先祖供養への意識が変わり、永代供養や合祀への理解が進んだ背景も理由の一つ。お墓は放っておくと無縁仏として処理されてしまいますから、改葬を考える人は故人の供養をしっかり考えているとも言えるでしょう。 改葬の手続きと手順 墓じまいと同時に改葬するときの流れは、以下のようになります。 1.親戚や菩提寺に相談 改葬を考えたら、手続きを始める前に親戚や菩提寺に相談しましょう。同じ菩提寺の永代供養墓への改葬なら、お墓はほぼ同じ場所にあるため、さほど問題にならないと思われます。 しかし別の場所へ移す場合は、お墓がなくなる淋しさや檀家をやめるなどの、デリケートな問題をクリアしなければなりません。トラブルを回避するためにも、関係者で十分に話し合うことが大切です。 2.改葬先を決める お墓の引っ越しですから、先に遺骨を納める場所を決めます。改葬したときにどれくらいのお金がかかるか、将来的に維持できるのかなどさまざまな角度からじっくり検討しましょう。決定したら、受入証明書や納骨許可証と呼ばれる改葬先の証明書を取得します。 3.お墓がある地域の役場へ手続き 元のお墓がある市町村の役場で「改葬許可申請書」を入手します。ホームページからダウンロードできる自治体もありますから、事前に書式を確認しておくとよいでしょう。 改葬許可申請書は自治体により書式が違いますが、申請者及び改葬する故人の本籍、住所、生年月日、死亡年月日などを必要事項として記入します。分からないときには、”不明”と記入してよいのですが、お墓が菩提寺にある場合は過去帳に記載されていたりしますので、一度尋ねてみましょう。 さらに現在のお墓の管理者に署名、捺印をしてもらいます。記入済みの改葬許可申請書を役場に提出して、引き替えにもらうのが”改葬許可証”。役場によっては、改葬先の受入証明書が必要な場合があります。 4.墓じまいを行う お墓の魂抜き(閉眼供養)を行った後、遺骨を取り出し、墓石を撤去して更地にします。墓じまいにより檀家を離れるときは、今までの感謝を込めたお布施を手渡しましょう。 5.新しい墓地へ改葬する 移転先の墓地管理者へ改葬許可証を提出して、改葬を行います。 改めてお墓を建てるときは、お墓を建てて遺骨を納め、お墓の魂入れ(開眼供養)などの法要を経て改葬が終了。今までとは別の宗派のお寺に改葬すると戒名をいただくなどの手続きが必要なときもあります。 改葬の気になる費用 改葬にもいろいろありますが、新しく墓地区画を購入してお墓を建てるのが、一番費用がかかるようです。 離壇料(お布施) 元のお墓が寺院にあるときは、お世話になった感謝を込めてお布施を包む慣習があり、それがいつしか”離壇料”と呼ばれています。 気持ちだから差し上げなくてもいいともいえますが、日々のお世話や供養などをしてもらっていることから、法要のお布施と同額程度を包むのがとよいとされています。 相場は地域やつきあいの程度にもよりますが、墓じまいの魂抜きなどの法要と合わせて10万円〜20万円。法外な料金を請求されることもまれにあるようですが、断る権利はもちろんあるので、落ち着いて対応するように心がけましょう。...
改葬っていったい何?墓じまいとは違うの?
墓じまいの先に改葬がありますが、改葬=墓じまいというわけではありません。もともとは、場所を変えてお墓を建て直したのが”改葬”。現在では、永代供養に改葬する人も増えてきました。 改葬とはお墓の引っ越し 改葬とは、遺骨を含めたお墓を移動させることを指します。墓じまいが遺骨の引っ越しで、改葬はお墓の引っ越しと考えるとわかりやすいかもしれません。 墓じまいのあと、遺骨を散骨したり手元供養する場合は改葬には当たらず、新しい墓地に建てたお墓や、永代供養墓・納骨堂に遺骨を納める場合を改葬といいます。 遺骨を納める場所を変え、手続きを踏んだ上で改めて宗教に基づく供養を始めるのです。墓じまいの先にあるのが、改葬といえるでしょう。 改葬が増えている理由 改葬は墓じまいと切り離せませんから、墓じまいが増えている理由と改葬が増えている理由の多くは重なっています。特に改葬の場合は、引っ越しなどでお墓が遠くなったので、お参りしやすい場所へ移すというパターンが多いようです。 お墓や先祖供養への意識が変わり、永代供養や合祀への理解が進んだ背景も理由の一つ。お墓は放っておくと無縁仏として処理されてしまいますから、改葬を考える人は故人の供養をしっかり考えているとも言えるでしょう。 改葬の手続きと手順 墓じまいと同時に改葬するときの流れは、以下のようになります。 1.親戚や菩提寺に相談 改葬を考えたら、手続きを始める前に親戚や菩提寺に相談しましょう。同じ菩提寺の永代供養墓への改葬なら、お墓はほぼ同じ場所にあるため、さほど問題にならないと思われます。 しかし別の場所へ移す場合は、お墓がなくなる淋しさや檀家をやめるなどの、デリケートな問題をクリアしなければなりません。トラブルを回避するためにも、関係者で十分に話し合うことが大切です。 2.改葬先を決める お墓の引っ越しですから、先に遺骨を納める場所を決めます。改葬したときにどれくらいのお金がかかるか、将来的に維持できるのかなどさまざまな角度からじっくり検討しましょう。決定したら、受入証明書や納骨許可証と呼ばれる改葬先の証明書を取得します。 3.お墓がある地域の役場へ手続き 元のお墓がある市町村の役場で「改葬許可申請書」を入手します。ホームページからダウンロードできる自治体もありますから、事前に書式を確認しておくとよいでしょう。 改葬許可申請書は自治体により書式が違いますが、申請者及び改葬する故人の本籍、住所、生年月日、死亡年月日などを必要事項として記入します。分からないときには、”不明”と記入してよいのですが、お墓が菩提寺にある場合は過去帳に記載されていたりしますので、一度尋ねてみましょう。 さらに現在のお墓の管理者に署名、捺印をしてもらいます。記入済みの改葬許可申請書を役場に提出して、引き替えにもらうのが”改葬許可証”。役場によっては、改葬先の受入証明書が必要な場合があります。 4.墓じまいを行う お墓の魂抜き(閉眼供養)を行った後、遺骨を取り出し、墓石を撤去して更地にします。墓じまいにより檀家を離れるときは、今までの感謝を込めたお布施を手渡しましょう。 5.新しい墓地へ改葬する 移転先の墓地管理者へ改葬許可証を提出して、改葬を行います。 改めてお墓を建てるときは、お墓を建てて遺骨を納め、お墓の魂入れ(開眼供養)などの法要を経て改葬が終了。今までとは別の宗派のお寺に改葬すると戒名をいただくなどの手続きが必要なときもあります。 改葬の気になる費用 改葬にもいろいろありますが、新しく墓地区画を購入してお墓を建てるのが、一番費用がかかるようです。 離壇料(お布施) 元のお墓が寺院にあるときは、お世話になった感謝を込めてお布施を包む慣習があり、それがいつしか”離壇料”と呼ばれています。 気持ちだから差し上げなくてもいいともいえますが、日々のお世話や供養などをしてもらっていることから、法要のお布施と同額程度を包むのがとよいとされています。 相場は地域やつきあいの程度にもよりますが、墓じまいの魂抜きなどの法要と合わせて10万円〜20万円。法外な料金を請求されることもまれにあるようですが、断る権利はもちろんあるので、落ち着いて対応するように心がけましょう。...

墓じまいでのトラブル、うまく回避するには?
墓じまいは、故人の遺骨や大きなお金が絡むためトラブルが起こりやすいもの。この記事では、どのようなトラブルが起こりやすいのか、またどうしたらトラブルを回避・解消できるのかをご紹介します。 親族・親戚間のトラブル 墓じまいのトラブルで一番多いのは、親族との間に起こるものといわれています。お墓は祭祀財産として、遺族が受け継ぎ、そのうちの一人が祭祀権を持ちます。一般には、喪主を務めた方と考えるとよいでしょう。 祭祀権を持つ人の一存で墓じまいを行ってしまうと、どうしてもトラブルが起こってしまいがち。それは、お墓や故人にはそれぞれの人の思い入れがあるからです。 ”故人に会いに行く”と心のより所にしている人や、永代供養で合祀されるのは忍びないと考える人が必ずいると思って、話をすることが大切です。 トラブルを回避するには 墓じまいを考え始めたら、最初は相談という形で親戚に話をし、まめに連絡を取るのが一番。特に故人の兄弟姉妹やいとこが存命だと、故人との思い出までなくなってしまうような淋しさを感じさせることも決してないとは言えません。 その気持ちを汲んだ上で、自分が墓じまいを考えるに至った想いを説明します。墓じまいの作業そのものは、うまく行けば1日で終わります。親戚が直前に知らされ、あとあとの遺恨にならないよう配慮することが大切です。 兄弟同士でも同じ。だれかが墓じまいをしたいと思ったときに、しっかりと話をする機会があればトラブルを未然に防げます。特に兄弟同士では、金銭面での問題も関わってくるので要注意。トラブルが起きないように一人ひとり十分に話し合い、念のために書面に残しておくと安心です。 菩提寺とのトラブル 墓じまいのトラブルとしてよく目にするのが、お墓のあった菩提寺とのトラブル。墓じまいにあたり、高額のお布施(離壇料)を要求されるというものです。 もともと寺院はお墓の供養を日々行い、お墓参りが快適に出来るように通路などの管理も行っています。お礼として寄付やお布施をしてお寺を支えるのが檀家で、本来は持ちつ持たれつの関係ですから、できればトラブルは避けたいもの。 菩提寺と関係が古いほど、高額のお布施や寄付を納めているケースがありますから、お寺側としては、引き留めたい思いもあるでしょう。しかし、気持ちよくスムーズに墓じまいができるかどうかは、菩提寺と良好な関係を築けるかどうかにかかっています。 トラブルを回避するには お寺とのトラブルも、常日頃のおつきあいで変わってきます。今まで何の連絡もなく、お墓の世話もまかせきりの檀家から、いきなり「墓じまいをします」と言われるのはあまり気持ちがいいものではありません。 菩提寺は檀家を思って、日々供養を行っています。墓じまいを考えた時点で、事情を話し、相談しながら進めるとあまりもめることはないと言われています。 お寺との関係で困ったときには、総代といわれる檀家を代表する人に相談するのも一つの手。そのようなときに力になってもらえるのが、年配の親戚や近所の方々です。それでもうまくいかないときに、お寺のある自治体や弁護士へ相談しましょう。 離壇料は、本来お世話になった感謝を表すお布施。心を込めて渡せるように、よい関係を築きましょう。 石材店とのトラブル お墓を撤去するときには、石材店に頼まなくてはなりません。石材店の価格設定がまちまちであったり、墓地と提携している石材店があったりというのがあまり知られていないため、トラブルが発生しやすくなるようです。 石材店のホームページなどにある基本料金は、よほど好条件でないと適応されません。墓じまいする側が”基本料金で”と思っても、お墓の立地条件で追加料金がかかるのが普通です。 トラブルを回避するには 公営の霊園以外の墓地には、提携している石材店があるのが一般的です。墓じまいのときだけでなく、お墓を建立するときにも、墓地の様子やどのような機械が必要かをあらかじめ聞いておくといいでしょう。 菩提寺ならば、住職がだいたいの値段を把握している場合もあります。墓じまいを相談する中で尋ねてみるのもいいかもしれません。 また、墓じまいの作業でのトラブルに備え、写真を撮っておくのも一つの方法として覚えておきましょう。 想いを伝えてトラブル解決を 墓じまいのトラブルは、想いの深さのズレから始まるのかもしれません。周囲を思って行動しても真意が伝わらず、トラブルに発展することもあり得ます。菩提寺や石材店とのトラブルを回避するためにも、関係者とは円満な関係を持ちたいものです。 墓じまいをした際は、手元供養で少しの遺骨を残しておくなど、淋しさが残らない工夫をするのも一つのやり方。未来創想では、インテリアにあう小さな骨壷など、多くの手元供養品を多くご案内しています。
墓じまいでのトラブル、うまく回避するには?
墓じまいは、故人の遺骨や大きなお金が絡むためトラブルが起こりやすいもの。この記事では、どのようなトラブルが起こりやすいのか、またどうしたらトラブルを回避・解消できるのかをご紹介します。 親族・親戚間のトラブル 墓じまいのトラブルで一番多いのは、親族との間に起こるものといわれています。お墓は祭祀財産として、遺族が受け継ぎ、そのうちの一人が祭祀権を持ちます。一般には、喪主を務めた方と考えるとよいでしょう。 祭祀権を持つ人の一存で墓じまいを行ってしまうと、どうしてもトラブルが起こってしまいがち。それは、お墓や故人にはそれぞれの人の思い入れがあるからです。 ”故人に会いに行く”と心のより所にしている人や、永代供養で合祀されるのは忍びないと考える人が必ずいると思って、話をすることが大切です。 トラブルを回避するには 墓じまいを考え始めたら、最初は相談という形で親戚に話をし、まめに連絡を取るのが一番。特に故人の兄弟姉妹やいとこが存命だと、故人との思い出までなくなってしまうような淋しさを感じさせることも決してないとは言えません。 その気持ちを汲んだ上で、自分が墓じまいを考えるに至った想いを説明します。墓じまいの作業そのものは、うまく行けば1日で終わります。親戚が直前に知らされ、あとあとの遺恨にならないよう配慮することが大切です。 兄弟同士でも同じ。だれかが墓じまいをしたいと思ったときに、しっかりと話をする機会があればトラブルを未然に防げます。特に兄弟同士では、金銭面での問題も関わってくるので要注意。トラブルが起きないように一人ひとり十分に話し合い、念のために書面に残しておくと安心です。 菩提寺とのトラブル 墓じまいのトラブルとしてよく目にするのが、お墓のあった菩提寺とのトラブル。墓じまいにあたり、高額のお布施(離壇料)を要求されるというものです。 もともと寺院はお墓の供養を日々行い、お墓参りが快適に出来るように通路などの管理も行っています。お礼として寄付やお布施をしてお寺を支えるのが檀家で、本来は持ちつ持たれつの関係ですから、できればトラブルは避けたいもの。 菩提寺と関係が古いほど、高額のお布施や寄付を納めているケースがありますから、お寺側としては、引き留めたい思いもあるでしょう。しかし、気持ちよくスムーズに墓じまいができるかどうかは、菩提寺と良好な関係を築けるかどうかにかかっています。 トラブルを回避するには お寺とのトラブルも、常日頃のおつきあいで変わってきます。今まで何の連絡もなく、お墓の世話もまかせきりの檀家から、いきなり「墓じまいをします」と言われるのはあまり気持ちがいいものではありません。 菩提寺は檀家を思って、日々供養を行っています。墓じまいを考えた時点で、事情を話し、相談しながら進めるとあまりもめることはないと言われています。 お寺との関係で困ったときには、総代といわれる檀家を代表する人に相談するのも一つの手。そのようなときに力になってもらえるのが、年配の親戚や近所の方々です。それでもうまくいかないときに、お寺のある自治体や弁護士へ相談しましょう。 離壇料は、本来お世話になった感謝を表すお布施。心を込めて渡せるように、よい関係を築きましょう。 石材店とのトラブル お墓を撤去するときには、石材店に頼まなくてはなりません。石材店の価格設定がまちまちであったり、墓地と提携している石材店があったりというのがあまり知られていないため、トラブルが発生しやすくなるようです。 石材店のホームページなどにある基本料金は、よほど好条件でないと適応されません。墓じまいする側が”基本料金で”と思っても、お墓の立地条件で追加料金がかかるのが普通です。 トラブルを回避するには 公営の霊園以外の墓地には、提携している石材店があるのが一般的です。墓じまいのときだけでなく、お墓を建立するときにも、墓地の様子やどのような機械が必要かをあらかじめ聞いておくといいでしょう。 菩提寺ならば、住職がだいたいの値段を把握している場合もあります。墓じまいを相談する中で尋ねてみるのもいいかもしれません。 また、墓じまいの作業でのトラブルに備え、写真を撮っておくのも一つの方法として覚えておきましょう。 想いを伝えてトラブル解決を 墓じまいのトラブルは、想いの深さのズレから始まるのかもしれません。周囲を思って行動しても真意が伝わらず、トラブルに発展することもあり得ます。菩提寺や石材店とのトラブルを回避するためにも、関係者とは円満な関係を持ちたいものです。 墓じまいをした際は、手元供養で少しの遺骨を残しておくなど、淋しさが残らない工夫をするのも一つのやり方。未来創想では、インテリアにあう小さな骨壷など、多くの手元供養品を多くご案内しています。