手元供養に関する記事

ペットの供養はどこまで

ペットの供養はどこまで

ペットの供養はどこまですればよいのでしょうか。時々いただくご質問です。 私たち人の供養については長い歴史の中で、いわば習慣としてできあがっています。ですがペットの供養はこれといって決まりごとがなく、飼い主それぞれの意向に任されています。 飼い主とペットの関係は様々です。 お子さんが生まれる前から飼われているご家庭もあるでしょう。お子さん自身にとっても、生まれた時からそばにいるわけで、もはや家族同様です。 捨てられた子犬を見つけて、仕方なく飼っている場合もあるでしょう。 知り合いの家の猫などは「飼っている」というよりも「勝手に住み着いている」という感じです。 つい最近の記事によると、ペット向けの保険事業を手がける会社の調べでは、現在国内でペットとして飼育されている犬と猫の数は、15歳以下の子供の数よりも多いそうです。 どうする?ペットの供養 家族同様に連れ添ってはきたものの、死んだあとのペットの供養は人の供養と必ずしも同じというわけではありません。 お葬式はあげないまでも、せめて心をつくして供養をしてやりたい。こういう方がほとんどではないでしょうか。 死んでしまったペットの亡骸をどうするか。人の場合と違って世間一般の相場がないに等しいものですから悩まれるようです。 このような場合、私たちはひとつの提案として遺骨ペンダントやミニ骨壷をご紹介しています。 遺骨ペンダントやミニ骨壷ですと、大げさになりすぎず、それこそ生前のペットとの付き合いと同じように気楽な感じで供養が続けられるとご好評をいただいています。お墓を立てるまでもないけれども、末永く供養をし、思い出は大切に残しておきたいというご要望にぴったり叶うようです。 飼い主とペットとの関係が様々なように、ペットを見送る方法は様々です。 考えられるだけでも、以下のような選択肢があります。 動物霊園でお葬式をあげる 立派なお墓を立てる 自宅の庭に埋める 自治体に引き取ってもらう どの方法が良くて、どの方法が良くないというものでもありません。 大切なことは、最後に「きちんと生を全うさせることができた」と、飼い主自信が満足感を得ることができるかどうかではないでしょうか。 何かの縁があって自分のところに来たペットですから、せめて「この人に飼ってもらってよかった」最後に幸福を感じて旅立って行ってほしいものです。 おしまいに余談ですが・・・・・・ 「ペットロス」ならぬ「あまロス」という言葉をご存知でしょうか。 NHK朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」の、半年にわたる放送が終わった後の喪失感を表す言葉だそうです。 先ごろ最終回を迎えましたが近年にない人気ぶりで、関連商品の売り上げもすごいようですね。 「あまロス」、皆様は大丈夫でしょうか。

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ペットの供養はどこまで

ペットの供養はどこまですればよいのでしょうか。時々いただくご質問です。 私たち人の供養については長い歴史の中で、いわば習慣としてできあがっています。ですがペットの供養はこれといって決まりごとがなく、飼い主それぞれの意向に任されています。 飼い主とペットの関係は様々です。 お子さんが生まれる前から飼われているご家庭もあるでしょう。お子さん自身にとっても、生まれた時からそばにいるわけで、もはや家族同様です。 捨てられた子犬を見つけて、仕方なく飼っている場合もあるでしょう。 知り合いの家の猫などは「飼っている」というよりも「勝手に住み着いている」という感じです。 つい最近の記事によると、ペット向けの保険事業を手がける会社の調べでは、現在国内でペットとして飼育されている犬と猫の数は、15歳以下の子供の数よりも多いそうです。 どうする?ペットの供養 家族同様に連れ添ってはきたものの、死んだあとのペットの供養は人の供養と必ずしも同じというわけではありません。 お葬式はあげないまでも、せめて心をつくして供養をしてやりたい。こういう方がほとんどではないでしょうか。 死んでしまったペットの亡骸をどうするか。人の場合と違って世間一般の相場がないに等しいものですから悩まれるようです。 このような場合、私たちはひとつの提案として遺骨ペンダントやミニ骨壷をご紹介しています。 遺骨ペンダントやミニ骨壷ですと、大げさになりすぎず、それこそ生前のペットとの付き合いと同じように気楽な感じで供養が続けられるとご好評をいただいています。お墓を立てるまでもないけれども、末永く供養をし、思い出は大切に残しておきたいというご要望にぴったり叶うようです。 飼い主とペットとの関係が様々なように、ペットを見送る方法は様々です。 考えられるだけでも、以下のような選択肢があります。 動物霊園でお葬式をあげる 立派なお墓を立てる 自宅の庭に埋める 自治体に引き取ってもらう どの方法が良くて、どの方法が良くないというものでもありません。 大切なことは、最後に「きちんと生を全うさせることができた」と、飼い主自信が満足感を得ることができるかどうかではないでしょうか。 何かの縁があって自分のところに来たペットですから、せめて「この人に飼ってもらってよかった」最後に幸福を感じて旅立って行ってほしいものです。 おしまいに余談ですが・・・・・・ 「ペットロス」ならぬ「あまロス」という言葉をご存知でしょうか。 NHK朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」の、半年にわたる放送が終わった後の喪失感を表す言葉だそうです。 先ごろ最終回を迎えましたが近年にない人気ぶりで、関連商品の売り上げもすごいようですね。 「あまロス」、皆様は大丈夫でしょうか。

粉骨で解決することがあります

粉骨で解決することがあります

粉骨。 文字どおり「骨(遺骨)を粉にすること」ですが、実はいつも「粉」にするわけではありません。 最近は故人のご遺志で散骨を選ばれるケースも増えています。散骨には、その前に粉骨しなければなりません。 ご遺骨を粉末化する「粉骨サービス」を行う会社もございます。(弊社では、現在粉骨サービスは行っておりません。) ご遺骨をどうするか? さて、最初からそのように決めていればよいのですが、いったん納骨をしたものの、やむにやまれぬ事情からお墓じまいをご決断されることがよくあります。 その場合に問題となるのがご遺骨をどうするのかということです。 (余談ですが、長年にわたって骨壷に納められていたお骨にはそれなりの汚れが付着してしまっています。そのために「お骨洗い」としてきれいに洗浄することが必要となります。) 別のお墓に移す、あるいは新しくお墓を建立するということならよいのでしょうが、 それ以外となると選択肢は限られてきます。 納骨堂にお納めするというのもひとつの方法です。 しかしながら、 「お墓は持てない、けれどもご遺骨と縁遠くなることはしたくない」 というようなご相談もよくいただきます。 私どもではそれに対するひとつのご提案として遺骨ペンダントやミニ骨壷などをご案内し、ご好評をもって迎えていただいていますが、いずれにせよお骨を納めるものが小さくなりますので粉骨をすることになります。 「粉骨」の意味 そこで最初のお話にもどるのですが、ここで行う粉骨とは、必ずしも「粉」状にするとは限らず、「粉々に砕かれた状態」つまり粉よりも少し粗い状態をご想像いただくとよいかと思います。 その数ミリ程度に粉骨されたご遺骨が、たとえば遺骨ペンダントなどに納められることになります。 ペンダントの中身は、1グラムにも満たない、言ってみれば吹けば飛ぶようなごくごく小さなお骨ではありますが、それは身につける方の想いによってこの世の何よりも大きくて重いものになります。 ところで・・・ こころみに「粉骨」という言葉を辞書(インターネットですが)で引いてみたところ 「(骨を粉にする意から)力の限り努力すること。」 とだけあります。(Yahoo!辞書) ほかの辞書でも同様です、これ以外のことは書かれていません。 本来の言葉としての定義はそういうことなのでしょうが、私たちのお仕事ではもちろんのこと、世間一般で見ても「粉骨」といえば、まず頭に浮かぶのは遺骨についてのことではないでしょうか。 ちょっとおもしろいと思いました。 (ちなみに次に来るのは四字熟語で「粉骨砕身」ですね)

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粉骨で解決することがあります

粉骨。 文字どおり「骨(遺骨)を粉にすること」ですが、実はいつも「粉」にするわけではありません。 最近は故人のご遺志で散骨を選ばれるケースも増えています。散骨には、その前に粉骨しなければなりません。 ご遺骨を粉末化する「粉骨サービス」を行う会社もございます。(弊社では、現在粉骨サービスは行っておりません。) ご遺骨をどうするか? さて、最初からそのように決めていればよいのですが、いったん納骨をしたものの、やむにやまれぬ事情からお墓じまいをご決断されることがよくあります。 その場合に問題となるのがご遺骨をどうするのかということです。 (余談ですが、長年にわたって骨壷に納められていたお骨にはそれなりの汚れが付着してしまっています。そのために「お骨洗い」としてきれいに洗浄することが必要となります。) 別のお墓に移す、あるいは新しくお墓を建立するということならよいのでしょうが、 それ以外となると選択肢は限られてきます。 納骨堂にお納めするというのもひとつの方法です。 しかしながら、 「お墓は持てない、けれどもご遺骨と縁遠くなることはしたくない」 というようなご相談もよくいただきます。 私どもではそれに対するひとつのご提案として遺骨ペンダントやミニ骨壷などをご案内し、ご好評をもって迎えていただいていますが、いずれにせよお骨を納めるものが小さくなりますので粉骨をすることになります。 「粉骨」の意味 そこで最初のお話にもどるのですが、ここで行う粉骨とは、必ずしも「粉」状にするとは限らず、「粉々に砕かれた状態」つまり粉よりも少し粗い状態をご想像いただくとよいかと思います。 その数ミリ程度に粉骨されたご遺骨が、たとえば遺骨ペンダントなどに納められることになります。 ペンダントの中身は、1グラムにも満たない、言ってみれば吹けば飛ぶようなごくごく小さなお骨ではありますが、それは身につける方の想いによってこの世の何よりも大きくて重いものになります。 ところで・・・ こころみに「粉骨」という言葉を辞書(インターネットですが)で引いてみたところ 「(骨を粉にする意から)力の限り努力すること。」 とだけあります。(Yahoo!辞書) ほかの辞書でも同様です、これ以外のことは書かれていません。 本来の言葉としての定義はそういうことなのでしょうが、私たちのお仕事ではもちろんのこと、世間一般で見ても「粉骨」といえば、まず頭に浮かぶのは遺骨についてのことではないでしょうか。 ちょっとおもしろいと思いました。 (ちなみに次に来るのは四字熟語で「粉骨砕身」ですね)

いっそ思い切って自宅納骨を

いっそ思い切って自宅納骨を

以前、納骨についてこんなお悩みをいただきました。 亡くされたご主人のお骨をきちんと納骨できず、何年も自宅に置いたままにしているというものです。 たびたび話題にしていることですが、いま、生活スタイルや環境の変化から、お墓を持たない、お墓に入らないという方々が増えています。 そこには故人のご遺志や見送った方のお考えなど様々な事情があります。 ところが、この方の場合は、できるならお墓を立てたいけれども経済的に厳しいために断念されたという経緯があります。 また、たとえそれが叶ったとしても、ご自身もご高齢の身であることから維持できないということも分かっておられます。 建立しても放置してしまうようであれば、それこそご主人に申し訳ないと。 とはいえ納骨堂など、いわば公共の施設のようなところにお納めするのも、ご主人を見捨てるような気がしてならないということです。 そんなこんなで踏ん切りがつかず、気持ちが固まらないうちに何年も経ってしまったわけです。まったく無理からぬことで、ご本人の心中は察するに余りあると思います。 自宅納骨のご提案 そこで、私どもからは思い切って自宅納骨をなさったらいかがでしょうかとご提案をさせていただきました。これであれば、いわば家の中にお墓を立てるようなもので、ひととおりのご要望は見せるのではないでしょうか。 (実際のところ、ご本人のお骨に対する姿勢から、それ以外に選択肢はないということでもありました。) 自宅納骨など最初から念頭になかったということでしたが、世間的にも普及していることをお知らせすると大変驚いていらっしゃいました。 私どもが常日頃申しあげている「個人を供養するのにこうでなければならないという決まりなどない」という考えとともに、ミニ仏壇やミニ骨壷をご紹介さしあげていったところ、だんだんと固定観念も取り払われたようで、「こんなのもあるんですね」といろいろとご検討を進められるうちに、見る見るご本人の顔も明るくなってくるのが分かりました。 結果的に大変満足していただきましたが、なによりもお骨に対してきっちりと「けじめ」をつけられたことが一番の安心だったのだと思います。 思いを反映するためのお仏壇と骨壷 さて、当社が手がけるミニ骨壷やミニ仏壇をご覧いただくと、素材、デザイン、カラーともにバリエーションに富んでいることがお分かりいただけると思います。 この方の場合も最初はそうでしたが、とてもカラフルな骨壷を見て人によっては「こんなに派手でいいの」という印象をもたれるようです。 しかし考えてみますと、なぜ地味にしなくてはならないのでしょうか。 お仏壇も骨壷も、どれも見送った方々のためにあるもの。 ただの「モノ」を収納するのとちがって、その人その人の強い思いを反映するものだからこそ、選択肢も豊富でなくてはならない。 私たちはそう考えています。

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いっそ思い切って自宅納骨を

以前、納骨についてこんなお悩みをいただきました。 亡くされたご主人のお骨をきちんと納骨できず、何年も自宅に置いたままにしているというものです。 たびたび話題にしていることですが、いま、生活スタイルや環境の変化から、お墓を持たない、お墓に入らないという方々が増えています。 そこには故人のご遺志や見送った方のお考えなど様々な事情があります。 ところが、この方の場合は、できるならお墓を立てたいけれども経済的に厳しいために断念されたという経緯があります。 また、たとえそれが叶ったとしても、ご自身もご高齢の身であることから維持できないということも分かっておられます。 建立しても放置してしまうようであれば、それこそご主人に申し訳ないと。 とはいえ納骨堂など、いわば公共の施設のようなところにお納めするのも、ご主人を見捨てるような気がしてならないということです。 そんなこんなで踏ん切りがつかず、気持ちが固まらないうちに何年も経ってしまったわけです。まったく無理からぬことで、ご本人の心中は察するに余りあると思います。 自宅納骨のご提案 そこで、私どもからは思い切って自宅納骨をなさったらいかがでしょうかとご提案をさせていただきました。これであれば、いわば家の中にお墓を立てるようなもので、ひととおりのご要望は見せるのではないでしょうか。 (実際のところ、ご本人のお骨に対する姿勢から、それ以外に選択肢はないということでもありました。) 自宅納骨など最初から念頭になかったということでしたが、世間的にも普及していることをお知らせすると大変驚いていらっしゃいました。 私どもが常日頃申しあげている「個人を供養するのにこうでなければならないという決まりなどない」という考えとともに、ミニ仏壇やミニ骨壷をご紹介さしあげていったところ、だんだんと固定観念も取り払われたようで、「こんなのもあるんですね」といろいろとご検討を進められるうちに、見る見るご本人の顔も明るくなってくるのが分かりました。 結果的に大変満足していただきましたが、なによりもお骨に対してきっちりと「けじめ」をつけられたことが一番の安心だったのだと思います。 思いを反映するためのお仏壇と骨壷 さて、当社が手がけるミニ骨壷やミニ仏壇をご覧いただくと、素材、デザイン、カラーともにバリエーションに富んでいることがお分かりいただけると思います。 この方の場合も最初はそうでしたが、とてもカラフルな骨壷を見て人によっては「こんなに派手でいいの」という印象をもたれるようです。 しかし考えてみますと、なぜ地味にしなくてはならないのでしょうか。 お仏壇も骨壷も、どれも見送った方々のためにあるもの。 ただの「モノ」を収納するのとちがって、その人その人の強い思いを反映するものだからこそ、選択肢も豊富でなくてはならない。 私たちはそう考えています。

骨壷ペンダント

骨壷ペンダント

15年前に当社が日本で初めて販売したカロートペンダントは「遺骨ペンダント」として広く知られるようになりました。 ところが、中には「骨壷ペンダント」と言われるお客様もあります。 実際には「骨壷ペンダント」と称する商品はなく、他の同業者様の商品を見ても「骨壷ペンダント」という名称のものは見当たりません。 「骨壷ペンダント」という名前の由来 なぜ「遺骨ペンダント」ではなく「骨壷ペンダント」なのでしょうか。 ひとつには、遺骨ペンダントと並んで当社のもうひとつの代表商品でもある「ミニ骨壷」と混同されているのかとも思います。 どちらも様々な意匠をこらして、一見してそれとは分からないようなデザインのものも、たくさんあります。 そして、数ある遺骨ペンダントの中には、そのデザインが骨壷を思わせるものもあります。 例えば「グラスシリンダー」などがそれです。 本品自体はせいぜい5cmを超える程度の長さのものですが、写真だけをご覧いただくと、ミニ骨壷のラインアップにあっても違和感がないと思いませんか? そもそもが「お骨を納めるのは骨壷」といった常識がある中で手掛けている商品です。遺骨ペンダントもほんのささやかな分量ですがお骨を納めることから、骨壷ペンダントとして記憶されても一向に構わないことです。 ペンダントに使えるもの ところで遺骨ペンダントに納められるのは何もお骨だけに限ったわけではありません。ご遺髪や爪なども納めていただけるのはご存知でしたでしょうか? 劣化を心配される方のために、セミオーダーとして樹脂に閉じ込めるというタイプのものもご用意しております。 さらに、故人が生前に愛用されていた衣類を利用して「メモリアルペンダント」にするサービスもございます。スカーフやネクタイなどの生地からワンポイントになるデザインの部分を選び、その生地を加工してペンダントに仕上げるものです。 小学校を卒業されたお子様のランドセルを加工してミニチュアランドセルを作るという素敵なサービスがありますね。目的は異なりますが、それと同じようなものです。 メモリアルペンダントは遺骨ペンダントと違って、ご遺体そのものではなく物を利用することから、より気軽にできるとご好評をいただいています。 いくつかの呼び方が存在するということは、新しい概念の商品(というよりは供養のスタイルといった方がよいかもしれません)が普及し定着するまでの過渡期にあることの表れなのかもしれません。

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15年前に当社が日本で初めて販売したカロートペンダントは「遺骨ペンダント」として広く知られるようになりました。 ところが、中には「骨壷ペンダント」と言われるお客様もあります。 実際には「骨壷ペンダント」と称する商品はなく、他の同業者様の商品を見ても「骨壷ペンダント」という名称のものは見当たりません。 「骨壷ペンダント」という名前の由来 なぜ「遺骨ペンダント」ではなく「骨壷ペンダント」なのでしょうか。 ひとつには、遺骨ペンダントと並んで当社のもうひとつの代表商品でもある「ミニ骨壷」と混同されているのかとも思います。 どちらも様々な意匠をこらして、一見してそれとは分からないようなデザインのものも、たくさんあります。 そして、数ある遺骨ペンダントの中には、そのデザインが骨壷を思わせるものもあります。 例えば「グラスシリンダー」などがそれです。 本品自体はせいぜい5cmを超える程度の長さのものですが、写真だけをご覧いただくと、ミニ骨壷のラインアップにあっても違和感がないと思いませんか? そもそもが「お骨を納めるのは骨壷」といった常識がある中で手掛けている商品です。遺骨ペンダントもほんのささやかな分量ですがお骨を納めることから、骨壷ペンダントとして記憶されても一向に構わないことです。 ペンダントに使えるもの ところで遺骨ペンダントに納められるのは何もお骨だけに限ったわけではありません。ご遺髪や爪なども納めていただけるのはご存知でしたでしょうか? 劣化を心配される方のために、セミオーダーとして樹脂に閉じ込めるというタイプのものもご用意しております。 さらに、故人が生前に愛用されていた衣類を利用して「メモリアルペンダント」にするサービスもございます。スカーフやネクタイなどの生地からワンポイントになるデザインの部分を選び、その生地を加工してペンダントに仕上げるものです。 小学校を卒業されたお子様のランドセルを加工してミニチュアランドセルを作るという素敵なサービスがありますね。目的は異なりますが、それと同じようなものです。 メモリアルペンダントは遺骨ペンダントと違って、ご遺体そのものではなく物を利用することから、より気軽にできるとご好評をいただいています。 いくつかの呼び方が存在するということは、新しい概念の商品(というよりは供養のスタイルといった方がよいかもしれません)が普及し定着するまでの過渡期にあることの表れなのかもしれません。

自宅供養をめぐるトラブル

自宅供養をめぐるトラブル

自宅供養についてご親族の方とひと悶着あったというご相談をいただきました。 亡くなったお父様はご長男でないことから本家のお墓に入ることはなかったのですが、ご相談者である遺族の方(奥様とお子様)は、新しくお墓を建立することよりも、この際思い切って自宅での供養を選ばれました。 それに対して、お父様のご兄弟の方から不満が出たそうです。 言い分を聞いてみると、どうやらきちんとお墓を立てないことについて、どちらかというと形式や体面を重んじることからきているようでした。 一方、ご遺族にとっては、新しくお墓を建立しようにも、費用面はともかく、その後の維持のことを考えると十分なケアができないことが分かっていました。 実際問題として、年に1回、お盆のときだけお墓参りに行く程度というように生活習慣そのものが変わっています。それならいっそ自宅供養のかたちでいつでもお父様のことを忘れずにいる方が亡くなったご本人にとっても嬉しいことでしょう。私どもからも、ささやかながらこのようなアドバイスをさせていただきました。 親族の方には、お墓を立てないからといって供養をないがしろにするものではなく、故人を大切に思う気持ちには変わりがないということを丁寧に説明したところ、幸いにも自宅供養に納得をいただけたとのことです。 この自宅供養ですが、「手元供養」とも称されるように、離れた墓地ではなく、遺骨ペンダントなどにして、まさに自分の手元においていつでも故人に思いをはせることができるということが大変喜ばれているのですが、時々このような問題に当たります。 そもそもが、大切な人を供養するのに「こうしなくてはだめ」という制約があること自体がおかしいのではないか。(もちろん、宗派で定められた戒律にしたがう場合はこの限りではありませんが) そういった自由な発想のもとに広がってきているわけですが、反面、従来の格式を重んじる方々にとっては自宅供養という存在が相容れられないことがあるのも事実です。 とはいえ、お墓であれ自宅供養であれ、形式は異なれども、どれも故人を大切に思うからこそ。個人とつながりが深かった方々へのお知らせには気を配られた方がよいかと思います。 供養というものは、亡くなったご本人のためであるのはもちろん、それ以上に、残された人、見送った人たちすべての方々のためものであることを忘れずにいたいものです。

手元供養に関する記事

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自宅供養についてご親族の方とひと悶着あったというご相談をいただきました。 亡くなったお父様はご長男でないことから本家のお墓に入ることはなかったのですが、ご相談者である遺族の方(奥様とお子様)は、新しくお墓を建立することよりも、この際思い切って自宅での供養を選ばれました。 それに対して、お父様のご兄弟の方から不満が出たそうです。 言い分を聞いてみると、どうやらきちんとお墓を立てないことについて、どちらかというと形式や体面を重んじることからきているようでした。 一方、ご遺族にとっては、新しくお墓を建立しようにも、費用面はともかく、その後の維持のことを考えると十分なケアができないことが分かっていました。 実際問題として、年に1回、お盆のときだけお墓参りに行く程度というように生活習慣そのものが変わっています。それならいっそ自宅供養のかたちでいつでもお父様のことを忘れずにいる方が亡くなったご本人にとっても嬉しいことでしょう。私どもからも、ささやかながらこのようなアドバイスをさせていただきました。 親族の方には、お墓を立てないからといって供養をないがしろにするものではなく、故人を大切に思う気持ちには変わりがないということを丁寧に説明したところ、幸いにも自宅供養に納得をいただけたとのことです。 この自宅供養ですが、「手元供養」とも称されるように、離れた墓地ではなく、遺骨ペンダントなどにして、まさに自分の手元においていつでも故人に思いをはせることができるということが大変喜ばれているのですが、時々このような問題に当たります。 そもそもが、大切な人を供養するのに「こうしなくてはだめ」という制約があること自体がおかしいのではないか。(もちろん、宗派で定められた戒律にしたがう場合はこの限りではありませんが) そういった自由な発想のもとに広がってきているわけですが、反面、従来の格式を重んじる方々にとっては自宅供養という存在が相容れられないことがあるのも事実です。 とはいえ、お墓であれ自宅供養であれ、形式は異なれども、どれも故人を大切に思うからこそ。個人とつながりが深かった方々へのお知らせには気を配られた方がよいかと思います。 供養というものは、亡くなったご本人のためであるのはもちろん、それ以上に、残された人、見送った人たちすべての方々のためものであることを忘れずにいたいものです。

「お客様からのメール」遺骨を手元に置くことが良いことなのか分からなかったけど...

「お客様からのメール」遺骨を手元に置くことが良いことなのか分からなかったけど...

昨日の雨で大阪の桜はかなり落ちてしまいましたが、まだ頑張っている桜もいて、 今日は春らしいお天気になりました。 ー お客様からいただいたメールを転載させていただきます ー 2012.04.08.M様より 今回注文させていただきました遺骨ペンダントは、母と私でつけています。 ごく普通の可愛いペンダントみたいで気に入っています。 今回、父がすい臓がんで発見から5ヶ月という短期間で旅立ちました。 父は弱音を吐かず、前向きに病気と闘いました。 心身ともにとてもしんどかったと思います。 その姿を思い出すたびに涙が出ます。だけど、遺骨ペンダントをさわると 「しっかりせんか」と言われてる気がします。 父に何の親孝行もできず、今更後悔しても仕方ないですが、 父のおかげで私が今あることを感謝して、これから頑張って行こうと思います。 遺骨を手元に置くことが良いことなのか分からなかったけど、今は良いと思ってます。 母も何だか落ち着いているようです。 良い商品とあたたかいメールをいただき、本当にありがとうございました。 M様、ご遺族様のご参考になればと、快くメールの転載にご協力いただき ありがとうございました。 「遺骨を手元に置いてもいいのでしょうか?」というご質問をいただくことがあります。 M様のお気持ちがご参考になれば、うれしいです。

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昨日の雨で大阪の桜はかなり落ちてしまいましたが、まだ頑張っている桜もいて、 今日は春らしいお天気になりました。 ー お客様からいただいたメールを転載させていただきます ー 2012.04.08.M様より 今回注文させていただきました遺骨ペンダントは、母と私でつけています。 ごく普通の可愛いペンダントみたいで気に入っています。 今回、父がすい臓がんで発見から5ヶ月という短期間で旅立ちました。 父は弱音を吐かず、前向きに病気と闘いました。 心身ともにとてもしんどかったと思います。 その姿を思い出すたびに涙が出ます。だけど、遺骨ペンダントをさわると 「しっかりせんか」と言われてる気がします。 父に何の親孝行もできず、今更後悔しても仕方ないですが、 父のおかげで私が今あることを感謝して、これから頑張って行こうと思います。 遺骨を手元に置くことが良いことなのか分からなかったけど、今は良いと思ってます。 母も何だか落ち着いているようです。 良い商品とあたたかいメールをいただき、本当にありがとうございました。 M様、ご遺族様のご参考になればと、快くメールの転載にご協力いただき ありがとうございました。 「遺骨を手元に置いてもいいのでしょうか?」というご質問をいただくことがあります。 M様のお気持ちがご参考になれば、うれしいです。